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第6回.分析ソフト比べてみた‼”後編”

・後編!!

前回の記事の続きです!
”前編まだ読んでない!!” って方は是非読んでみてから、今回の記事を読み進めていただけると嬉しいです🥺

さて、前回はというと、
1.データ入力のしやすさ
2.スプレットシート ←ここまで!!
3.ビデオ分析
4.仕事効率
5.デザイン性

〈2.スプレットシート〉 まで比較しました。
早速ですが本題へ!今回は3.ビデオ分析 の観点から比較・分析をしていこうと思います。


3.ビデオ分析

アナリストの分析の仕事として切っても切れないビデオ分析。
データ(数字)だけ見ていても選手たちにアドバイスは出来ませんし、何より映像とデータを同期させることによって数字の信頼性が上がります
しかしこのビデオ分析、ものによっては一番作業時間を食う仕事なんです…。
では比較してみましょう‼

:Date Volley4

正直に書きます。
私、Date Volley4で映像とデータの同期が上手くいった試しがないんです…泣
どうしても欲しいプレーの映像とデータのズレが毎回出てしまって、それを修正するために作業時間が伸びてしまい十分に分析と対策が出来なかった…という経験があります。

:VolleyStation

Date Volley4で映像同期に苦手意識を持っていた私ですが、VolleyStationで同期をした時には感動を覚えました笑
作業工程自体も簡単で、映像を呼び出す時も検索欄で欲しいデータ(ex:自チーム選手のサーブ映像が欲しい→*S)を打ち込むだけで一気に呼び出すことが出来ます。
わざわざ別タブを開かなくても同じ画面内で検索がかけれて映像を呼び出せるというのは一つ大きな魅力じゃないかなと思います。

検索ボックスに「*S」と打ち込むだけで自チーム選手のサーブ映像を呼び出せる。さらにそのサーブの種類やコース、サーブの評価もこの画面で一気に見ることが出来る。


4.仕事効率

アナリストを本格的に職にしようとしてから思い知った睡眠時間の無さ…。大学もVリーグも特にシーズン中は毎週違う対戦相手との試合になるため、その週ごとに対策が必要になります。
ということは、日曜日の試合終了後に自チームのフィードバックデータと来週の対戦相手のデータを最低でも月曜日の晩までにチームへ提示しなければいけません。必然的に睡眠時間が削られるなか、学生だったら授業に出席、社会人なら仕事に行かなければいけない…。
だからこそ仕事の効率性ってものすごく大切なんです。

:Date Volley4

Date Volley4ではディレクション分析など、ワークシート以外のデフォルト分析が充実していると前編で記述しましたが、これは分析の効率を上げる大きなメリットであると言えます。
しかし、分析時にビデオを取り込む段階で少々手間がかかることもしばしば…。
というのも、ビデオカメラで1時間半~2時間の試合を撮影すると、どうしてもカメラ内で2・3個のデータに分かれてしまい、1本のビデオになっていないことがあります。それをDate Volley4に読み込むとなると、一度別の動画編集アプリなどで分かれてしまった動画を引っ付けてから読み込むといった作業が増えてしまいます。
この動画編集って結構時間かかるんです( ノД`)
こういった面では効率性は低いかなと個人的には思いました。

:VolleyStation

Date Volley4で指摘したビデオの結合ですが、なんとVolleyStationではこのソフト内で結合も出来てしまうんです…。
最初にこれを知った時、本当に感動しました。笑
しかもめっちゃ処理が速いんです。VolleyStationのエンジニアの皆さん、ありがとうございます。m(__)m 笑
それともう一つ。
アナリストは何かと他チームのアナリストとデータの共有をすることも多々あります。○○vs××のスカウト(打ち込んだデータ)頂戴!みたいな笑
そんな時に困ることが1点あって…相手のアナリストさんと打ってるコードが違うことがあるんです。例えば私はレフト平行を”P4”というコードで打ってますが、頂いたアナリストさんの打っているレフト平行は”PV”で打っている、というものです。
これをこのまま自分のソフトに入れるとコードが違うわけですから分析内容が正しく表示されません。なので頂いたスカウトデータのコードを手動で自分が使っていたものに1つ1つ変換する作業がDate Volley4ではありました。
それがVolleyStationでは”コードコンバーター”欄を選択するだけで簡単にコードの統合が出来るんです。
これもほんと感動ものでした…笑

字きったなくてすみません笑
このコードコンバーターでコードが自分の使用しているものに変わります!


5.デザイン性

これも私の中では結構重要視したい項目です。
やっぱり見やすさって大事じゃないですか。
そして人間はただデータや数字を見るだけでなく、画像や色など、視覚的にアプローチかけたほうが記憶にも残りやすいんです。

:Date Volley4

Date Volley4は、赤と黒を基調としたデザイン。
何というか格好の良さとか、スタイリッシュさを売りにしているのかなといった印象です。
だから、そうしてもダークな感じで暗くなってしまう点が否めない感はあります笑
カッコいいから好きなんですけどね笑

:VolleyStation

VolleyStationは、白と水色を基調としたデザイン。
白を使うことでデータを際立たせてくれるから、見やすくなってます。
アンミカさんから見るとVolleyStationで使用している白は、200色あるうちのどの白になるんですかね~(^^ゞ笑
はい、いろんなところから白い目で見られそうなのでこれくらいにして…笑
VolleyStationはDate Volley4に比べてカラフルで、どちらかというと明るい印象です。
いろいろと色分けされているほうが選手たちからしても分かりやすいといった声も多く貰いました。
私も個人的にはVolleyStationのデザインの方が気に入ってはいます笑


⑤最後に

ここまで前編と後編に分けて分析ソフトの比較を行ってきました!
アナリストの方やコーチ業をしている方からすると少しは興味を持っていただける内容になっていたら嬉しいです笑
前編の方にも書きましたが、完全に私個人の意見ですので、絶対こっちのソフトが良い‼‼ってことはないです。笑
ただ、私は総合的にみてVolleyStationの方が性能や使いやすさも含めて全面に推します。

今はデータとアナリストという職はVリーグや大学といった上のカテゴリだけでなく、高校生を中心としたアンダーカテゴリにもだんだんと浸透してきています。
このアンダーカテゴリにアナリストという職を置き、従来のいわゆる根性バレーだけでなくデータバレーとして戦術的に魅せるバレーが展開されていくこと、そして選手として芽が出なかった子にも大好きなバレーボールと密に関われるアナリストというポジションを今後もっと広めていくこと、これが今の私のやるべきことだと思っています。

現に今の時点で沢山のVチームや大学がVolleyStationを導入し、新しいデータの見せ方や活用の仕方を見いだしています。
約半年以上前のnoteにも書きましたが、いよいよVolleyStationの波がやってきました🌊
↓良ければ覗いてみてください!!

新しいものを取り入れるって、とても勇気がいるしそれに伴ってチームによってはリスクも多少出てきます。
ただ、私としては「チャレンジしないともったいなくね?」って精神と「新しいものを自分のモノに出来て、なお且つ発信できたらカッコよくね?」という気持ちでVolleyStationを導入しました笑
私自身もまだまだなので、この波を後押しできるような活動を今後やっていけるように精進していきたいと思います‼‼🔥

ここまで前後編に分けて分析ソフトについて私なりの比較をしてまいりましたが、前後編合わせて6,500字…。分けて正解でした…笑
ただ、これでもまだまだ伝えたい機能の半分も書けていないんです笑
この先の機能は、是非ご自身で実際に使用して試してみてください!!
下のリンクからVolleyStationのサイトへ飛べるので、まずは無料体験版からでも触ってみてもいいと思います!!👍

では、今回も長々と私のnoteにお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
また少しずつ更新頻度も上げていけるかなと思いますので、今後ももし良ければ覗きに来ていただけると嬉しいです!


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