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誕生日旅行1日目

 丹波篠山で過ごした誕生日旅行1日目。
この日の宿は、Taosさんに泊まった。ウェルカムドリンクに岩茶房ことりさんの中国茶が出てくること、朝食に薪火野さんのパンが出てくることが決め手で夫が選んでくれた。感謝しかない。

 江戸時代からある佇まい、目の前を流れる小川や鳥の声、外庭や大きな桜の木。
レコードがある。haruka nakamuraの盤に針を落とすとより一層、部屋の中から季節を楽しめる。

奥がTaos

 ウェルカムドリンクの岩茶房ことりの中国茶には、篠山の特産物である黒豆がひっそりと浮かんでいた。用意されている器は、篠山にゆかりのある作家さんのもの。
「地の風土を感じられる」という宿のコンセプトが大切にされている空間だった。
そして息子がいつもに増して笑顔だった。子どもは本当の心地よさを知っている気がする。

中庭

 1月の極寒の中、葉のない枝に氷柱がなっているのも美しかったが、次回は春に訪れてみたい。縁側で春の気配とともに空を眺めてみたい。

 そういえば、帰りに川辺でとても綺麗な小鳥を見た。なんという鳥だろうか。
会えるといいな、またいつか。

 そしてチェックインして訪れた金曜の夜にだけ開く書店、月書房
こちらは建築家さんの事務所兼書店。旅先で本に出会うとうれしい。様々な種類の選び抜かれた本が、古書と新書ともに置かれていた。静かな空間で、店主さんとの距離感もちょうどよかった。コーヒーなども出されているようで、またゆっくり訪れたいと思った。今回は、料理の本をいくつか見つつ、最終的には植物の本を購入した。

 次回も、この旅の続きを書きたいと思う。


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