ネット活動の今後
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ぜんぶとはいわないが、ネット活動をやめることにした。投稿サイトに詩を投げたり、noteでエッセイもどきをやるのはやめておく。きのう、ツイキャス配信の最終回をやり、noteでも『生活保護とアル中詩人』シリーズを完結させた。ネットにはもう以前のような熱はないし、そんなところで褒められたところで、満足できるような状態じゃない。配信でもいったようにシナリオ・センターを受講して、とにかく商業的に売れるものを書くための技術、そして業界との繋がりを持ちたいとおもっている。最終的には映画に関係したいし、いままでの本を商業出版したいと考えている。子供の頃から映画は好きだったし、最近は映画評も書くが、それはけっきょく外野でしかない。おれも混ぜて欲しいというのが本音だ。おれは夢を夢で終わらせたくはない。
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歌人としてのおれを絶賛する師匠には申し訳ないが、このままずっと生活保護で暮らすわけにもいかない。社会と断絶したままで一生を送るには余生は長すぎる。生きるためのスキルを磨くにも脚本は打ってつけのように見える。6ヶ月の講座で1本書き、次のカリキュラムで20本、さらに次で30本書き、作家集団に入って賞にだす。数年かかるだろうが、じぶんを変えるにはそれくらいの時間はかかるだろう。
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すでにいくつかの小説と一本の脚本を書いているので、ストーリー自体にはストックがある。しかし、翻訳文学の影響が濃いおれの作品は、科白のリアリティがどうしてもダメだ。この部分は厳しくいわれるだろう。日本人らしい書き方ができていない。3年まえに急逝した田中修子という詩人にもおなじようなことをいわれ、『日本人の手紙』という本を薦められたこともあった。いまいちど、そのあたりを探ってみる必要もあるだろう。
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かなり前のめりな気分でおれはこれを書いている。来月、再来月には受講料の¥30,800をつくって講座を始めたい。いままで以上の禁欲さが要る。ネットでのウケる、ウケないはもういい。現実に書ける、書けないかが問題だ。足を掴むような雲の心理、裏通りで発見された惑星という名の男たち、いずれ飜る射鹿が印象派とともに連れだった朝をもういちど8Kの画面で上映したいんだってメイド服の女たちに乞われて、いまでは売却された思想のなかで罐づめの桃をパクついているんだってさ。
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