歩きすぎた
秋晴れの10月初旬。(つまり記事を2ヶ月も寝かせた)
畑祥雄先生の写真展「奇跡の森 EXPO'70」を見に肥後橋まで行くことにした。
記事を寝かせている間に会期も終わって1ヶ月が過ぎてしまい、申し訳ない限りだが、全国を巡回して来年には京都でも展覧会を予定しているそうなので、また見に行きたいと思う。写真展の感想はまたその折にでも。
写真集には展覧会にはなかった写真もあり、四季折々の森の美しさを楽しめる。
さて、肥後橋に行くにあたり、梅田駅に降り立って四つ橋線まで歩いている間に脳がバグった。
「西梅田まで歩くんやったら、肥後橋まですぐそこちゃう?」
梅田駅から江戸堀のThe Third Gallery Ayaまで歩く。
写真展とか初心者の私は、びびってギャラリーの写真を撮れず、よって写真展の写真が皆無。許してほしい。
畑先生に挨拶し、ギャラリーを辞して、さてどうするか。
田舎者の私はこんな都心に出てくることは脱出ゲームやりに来る時ぐらいしかなく、しかもだいたいいつも、脱出が終わったら子供の面倒を見にダッシュで帰宅する。
しかしこの日は、私は半日帰らなくていい予定になっていた。子供が少し大きくなって、こういう余裕が増えてきたのはうれしい。
というわけで、久しぶりに中之島周辺を散策することにした。
最終的に家に帰ることを考えると、東向きに移動するほうが望ましい。
で、江戸堀から高麗橋通を東に歩いていく。
御堂筋までそれほどかからない。少し歩き足りない気がして、さらに東へ。
結局北浜まで来た。
ここまで来たら中央公会堂見たいですやん。
この辺りは30年ほど前、当時付き合っていた人と一緒によく「中之島図書館で勉強する」を口実に遊びに来た。そういうノスタルジーが詰まっている。
思い出の詰まった水晶橋を渡って、裁判所。
さてここからどうしよう。
そうだ、昔住んでいた城北公園のあたりに行こう。
さすがにここから城北公園まで歩くのはつらい。
バスがあればいいねんけど…
と、Googleマップで検索。
いい感じのバスは見つからなかったが、南森町までなら歩ける気がする。
と、南森町まで歩く。
南森町から谷町線で千林大宮へ。
千林大宮から西へ。
日も暮れてきたので帰路へ。
家に帰って地図を見返して計算したら、16kmぐらい歩いていた。
楽しかった。