経営企画寄りの人事のキャリア総括
更新までに非常に長い時間をいただきまして申し訳ございません。
前回までの四回で私の今までのキャリア変遷をお話しましたが、今回はこれを総括したいと思います。
一社目
業種:メーカー
職種:総務(人事総務メインで経理も一部担当)
入社理由:新卒採用で間接部門を募集していたので
担当した業務:各種人事手続き、労務関連業務、マクロでの簡易アプリ作成など
退職理由:人間関係構築に若干失敗してしまったこと。手続き業務が中心で主体的な企画や提案などは求められない風土があわなかったこと。
勤続年数:5年6ヶ月
二社目
業種:福祉系ベンチャー
職種:人事・経営企画(採用中心で入社し、その後人事制度や経営企画、財務についても担当)
入社理由:まだ新しい会社で自分で色々な仕組みをつくることができそうだったため
担当した業務:採用企画・実務(新卒メイン)、労務トラブル処理、人事制度設計、経営計画策定、資金調達(銀行融資交渉)、部下管理、現場管理職指導など
退職理由:結婚を期に過重労働かつ薄給の環境を改善するため
勤続年数:2年
三社目
業種:人材系企業
職種:人事と経営企画の責任者
入社理由:企業規模を拡大しようとする中で採用、教育、タレントマネジメントを中心に課題を抱えており、自身のやりたいことと合致していたため
担当した業務:人事業務全般(主な課題は上記の通り)、経営企画(中期経営計画策定・施策進捗管理、経営陣特命事項遂行)など
退職理由:友人の誘いにのり地方移住を決意
勤続年数:4年
四社目
業種:福祉系企業
職種:次期経営者のブレイン
入社理由:友人である次期経営者の誘いにのったこと。家族との時間を増やすため地方移住を決意したこと
総括
以上が私のキャリアになりますが、どこの企業においても実は転職しようと思って入った企業はありません。いつもその企業で最後まで働かせてもらおうと考えて、入社しています。にもかかわらず、その時々の環境変化などによって転職を決意することとなりました。
ただ、どこの企業においても、そのときできる精一杯を尽くしてきたつもりですので、今でも関係をもってもらえている会社ばかりです。(もちろん今考えるともっとやれたこと、もっとやりたかったことはたくさんあり、反省ばかりですが)
またキャリアの一貫性などと言われることが多いと思うのですが、基本的には人事をメインキャリアにそこから経営企画へ踏み出したキャリアではあるものの、最初からそのようなビジョンを持っていたわけではありません。
目の前に提示された課題を解決するために、そのときできることを一生懸命考えて、精一杯やってきた結果が今のキャリアになっています。
オチがつまらないこととなり申し訳ありませんが、ひどい環境だと感じるところでも腐らずに、自分が正しいと考えることを実現しようとすることが私のキャリアにおける一つの軸なのだろうなと、自身のキャリアを振り返って考えるに至りました。
ということで、全五回にわたり(途中長い休載がありましたが)、綴ってきました自己紹介を兼ねたキャリア概説は終わりたいと思います。
次回ですが、地方移住により生まれた余暇時間をつぶすために、自己啓発を兼ねて、今年度の社会保険労務士試験を勉強、受験しましたところ、なんと合格することができましたので、どうやって勉強したかなどを何回かにわけて綴りたいと思います。