Stones alive complex(Pyrite)
風雲急の雲行きを読み。
アイギスをいったん引っ込めたアテナは、その武者鎧色の鏡面を千の槍で補強している。
ヒドラの首のひとつが、沼地になってきた巣からしつっこくまだ這い出てきて、付近の海洋を徘徊しているが、地道な補強作業が終わるまで鳥の目に見張らせている。
世間様の手前、どんな事情があろうとも、先に手を出したら正当防衛にならない。
70年前の轍を踏み、そそのかしにはまだ乗らない構え。
二番目に大きいヒドラの首どうしが、サイコパス度を高めて頭をごっつんこさせる寸前の状況に、いつも巻き込まれ系にされる善良な市民は右往左往するだけだけど、胴体を同じくするいちばん大っきい首は、どこらへんを向いてニヤケているのか?世界人口増加グラフかも。
雲上で仕切るそいつの様子は、小庶民の視力では見えず。他の首たちが上っ面でやってる興行は、受信料がかけられてる。
「人は悲しいね・・・」って言うと、深くうなずかれるのに。
「人は楽しいぞ!」って言えば、しかめっ面される歴史ばかりが創られてきた。
改ざんされた歴史書をキャパいっぱいに詰め込まれてきたせいだ。
この事案における責任者としても、いちばん大きい首はどこにいるのか?
御尊顔と御対面できるその日を、楽しみに。
Amazonのサイトへお買い物に行く時にでも、必ずマスクを着用することにしよう。
弥生時代の始まりからバックヤードで粛々と続いてきた国内の民族紛争も、このタイミングで決着をつけるつもりかもしれないぞ・・・
そのせいなのか。
壱番鳥の大祭司鳥は、まだ鳴かない。
そのトキの声がしたら、フェーズ4の始まり。
(おわり)