【ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝】綺麗な映像とやさしい物語に涙が止まらない…!アニメを普段観ない人にもオススメです!
今回は、現在上映中の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』を観てきましたので、そちらのレビューをしていきます!
※映画館での上映は終了しました。
※ネタバレなしのレビューです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 概要
2018年1月から4月までテレビアニメで放送されていた、小説が原作の作品です。
テレビアニメは毎話号泣しながら観ていた記憶があります。
映像の美しさ、登場人物の繊細な表情も相まって、「手紙」に焦点を当てた物語は古風ながらも感動させられます。それぞれの様々な愛の形に触れながら、ヴァイオレットが徐々に成長していく…そんなやさしい物語です。
映画の登場人物
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン
「自動手記人形」と呼ばれる、代筆屋。主人公。元少女兵で、淡々とした話し方をする。
今回は代筆ではなく、教育係としてイザベラの元を訪れる。
・イザベラ・ヨーク
大貴族のお嬢様。自分の未来に悲観的で、女学校を牢獄だと思っている。
女性だが、一人称が「僕」。
・テイラー・バートレット
孤児院の少女。読み書きが苦手。とある理由からヴァイオレットを単身で尋ねてくる。
・クラウディア・ホッジンズ
ヴァイオレットの属するC.H郵便社の社長。面倒見が良いが、若干苦労性。
・ベネディクト・ブルー
C.H郵便社の郵便配達員。基本的にタメ口。お洒落にこだわりがあるようで、ハイヒールブーツを履いている。自分の職業に満足していない様子。
・カトレア・ボードレール
恋文が得意な自動手記人形。ヴァイオレットの同僚。文章力の高さから、絶大な人気を誇っている大人の女性。
・エリカ・ブラウン
小説家を目指している自動手記人形。おとなしい性格。ヴァイオレットの同僚。
・アイリス・カナリー
勝ち気な性格の自動手記人形。ヴァイオレットの同僚。
・ローランド
今作では、元配達員として登場。気の良いおじいちゃん。
映画を視聴する前に、小説やテレビアニメは見た方が良いのか
今作はあくまでも外伝という立ち位置なので、作中で登場人物の細かい関係性などの説明がほとんどありません。
知らないままでも視聴出来る作品にはなっていると思いますが、気になる方は事前にテレビアニメ版を視聴して知っておいた方が映画版でのキャラクターの成長や変化に気付けるので、+αで楽しめると思います。
小説は、テレビアニメ版と登場人物が違っていたり、設定や関係性がまた違うので、映画の前には読んでいなくても大丈夫です。
映画版の見所
個人的には、シナリオはテレビアニメ版の方が分かりやすく、すっきりまとまっていたように感じます。
映画版はテレビアニメ版よりも、「穏やかに余韻を楽しみながら進んで行く」という印象を強く持ちました。
背景や登場人物の表情、光の表現がとても綺麗なので、物語と絵を鑑賞するというイメージで観ても良いと思います。
映画の中盤から後半は郵便配達員のベネディクトの人物像の掘り下げがあり、代筆業だけでなく郵便配達員の方にも焦点が向いている部分も、この映画の見所だと思います。
そしてラスト付近のとある姉妹の場面は、もどかしくも感動しました。
あともう少し姉妹の人物像の掘り下げがあれば、更に感動出来たように思います。映像が良かった分、エピソードの物足りなさは少々残念に感じてしまいました。
この作品がオススメな人
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのファン
感動できる作品が観たい人
綺麗な映像に癒やされたい人
この作品自体のファンの方は言わずもがなですが、感動出来る作品を求めている人、綺麗な風景や景色に癒やされたい人にもオススメです。
アニメ作品ではありますが、普段アニメ作品を観ない人でも入り込みやすい世界観と王道なシナリオになっているので、アニメ作品に興味はあるけど今まで何となく避けていた人などにもオススメです。
追記:DVD、Blu-ray発売中
DVD、Blu-rayが発売中です。
特典付きのものも販売されているようなので、ファンの方は是非検討してみて下さい!
最後に
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、アニメの風景の美しさと、毎話の感動する話に引き込まれ、そこからファンになった作品です。
映画版は、シナリオこそ疑問点のある部分もありましたが、やはり映像美は流石の一言でした。
9月26日までは映画館で公開中なので、もし興味のある方は是非行ってみてください!
(※映画館での公開は終了しました。)
興味のある方は是非観てみて下さい!
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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