
タロット考察「魔術師」と「女教皇」
「魔術師」と「女教皇」から見る光と影!
「タロットに隠れた真実」第4弾
こんにちは、三月です!
このシリーズは「タロットに隠れた真実」というテーマで、
一枚一枚のタロットカードに隠されたメッセージを探っていきます。
今回は第4弾「魔術師」と「女教皇」の隠された関係を探っていきます。
◾️魔術師と女教皇の隠された関係
今回は第4弾。スタートを意味する「魔術師」と、直感を表す「女教皇」。この二枚のカードに隠された、意外な関係を探っていきましょう。
🔸2枚に共通するもの:原初
原初とは物事の始まりや発生の最初を意味する言葉ですが、魔術師は始まりそのものを意味しますが、そのほかにも男性性の原初という意味合いがあります。
魔術師が男性性の原初なら・・・そうです!女教皇は女性性の原初ということ。
男がいるなら、女がいる。というように相反する存在があるのが二元性。
そしてその二元性を表すのが「女教皇」です。
🔸2枚が表しているのは?
2枚が表しているのはこの世と人間の成り立ちの基本だと考察します。
女教皇が表す二元性はこの世界の成り立ちを表します。
一方魔術師は人間そのものをあらわしていると思うのです。
魔術師を光、女教皇を闇に置き換えて考えてみます。
この世界は二元性の世界で全ての出来事や物は、ただそこにあるだけで、
そこに良い悪いは存在しません。
ただそこに真っ暗な空間があるとイメージしてみてください。(女教皇)

これがこの世界だと仮定してみましょう。
真っ暗で何も見えませんね?
そこに人が視点という光をあてます。(魔術師)

視点という光を当ててごく一部分が見えます。
このごく一部分が私たちが見ている世界となります。
時に人はそれが真実かのように見えるのです。
🔸視点が高い人とは?
「視点が高い」を図で見てみましょう。

このように視点が高いと見える範囲が広がります。
そして「視野が広い」はこんな感じです。

ちなみにタロットが教えてくれるのはこの「視野」です。

なんとなくイメージがつきましたか?
ではこの視点を上げるにはどうすればいいでしょうか?

それは女教皇が表す「学び」であり、学びとは「真実を見極めようとする力を養う行為」と言えるのではないでしょうか?
🔸魔術師の実践力を活かす
次に大切なのは魔術師の「実践力」です。
学んだことを実践しなければ「学び」はただの知識となるのです。
◾️突然ですがクイズです
ここまで読んでいただいた皆さんに、ちょっとしたクイズをお届けします。
「学び」に「実践」が伴うとどうなるのでしょか?

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いかがですか?
◾️答え合わせのお時間です
A: 答えは「隠者」のカードです!

女教皇と隠者はどちらも「知識」を象徴しますが、その性質は異なります。
女教皇が示すのは「内なる知識」や「直感」です。
言葉にはなかなか難しいですが、感覚として理解しているような知識です。一方、隠蔽者は「実践しながら得た知識」を示します。
自分自身で体験し、磨き上げたからこそ、外部に伝えることができる知識なのです。
隠者が灯りを持つ姿は、そうして得た知識が自分だけでなく、周囲も明かす力になることを行っています。
「自分の知識」を「誰かの役に立てることができる」これが隠者の知識の本質ではないでしょうか?
◾️まとめ
🔸まとめ:タロットが教える学びの循環
魔術師、女教皇、隠者は、それぞれの「始まり」「学び」「実践」の象徴です。この3つがつながることで、私の知識や経験はさらに前進し、人生に生かすことができます。
また物事をうまく進めるには「魔術師」と「女教皇」のように相反する性質のバランスを取っていくことが重要ではないでしょうか?
タロットは私たちに「自分の力をどう使うべきか」を問いかけているのかもしれません。
次回も、また別のタロットカードの「隠された真実」を探っていきます。
お楽しみに!
MITUKI