「基本のキ」タロットの専門用語を学ぼう!
こんにちは!三月です!
今回も「タロットの基本のキ」を一緒に見ていきましょう!
第2回目は、タロットの専門用語について学びます。
それでは、行きましょう🎶
講師(みつき):「今日は、タロットを読むときによく使う専門用語について学びましょう!ヒカリさん、タロットを聞いたとき、カードの向きが違うことがあるのを知っていますか?」
生徒(ヒカリ):「あ、ありますね!上下逆さまに出ることもありますよね?」
みつき:「そうそう。それを『正位置』と『逆位置』って呼ぶの。正位置はカードが通常通りの向きで出ること、逆位置は上下逆さまのことね。正逆でカードの意味が変わるのよ!」
ヒカリ:「えっ!そうなんですか?」
みつき:「たとえば、『愚者』のカードが正位置で出た場合は自由や冒険心を象徴するんだけど、逆位置では無計画さや冒険の危険性を示すこともあるの。この違いを理解すると、より深いリーディングができるわ。」
ヒカリ:「面白いですね。でも、正位置と逆位置、必ず取らないといけないんですか?」
みつき:「いい質問ね!実は、正逆取らないで読む人もいるの。正位置だけを読むわけじゃなくて、どちらの可能性も踏まえて、主体的に全体を読んでいくの。」
ヒカリ:「えっ、それってどういうことですか?」
みつき:「正逆取らない人はその両方を視野に入れるのよ。この状況で幸せを語るには何が必要か『どんな落とし穴に気をつけるべきか』というように、カード全体からメッセージを取り出していくの。」
ヒカリ:「なるほど……状況や直感に応じて、もっと柔軟に読む感じなんですね。」
みつき:「そうね。正逆を意識して読んだのも良いし、全体のバランスを考えて読んだのも良い。どちらもタロットの面白さだから、自分に合ったスタイルを見つけていくといいわね。」
ヒカリ:「そう考えると、カードをどう読むか自由でもタロットの魅力ですね!」
みつき:「その通り。正逆をどう扱うかは自分のスタイルでOK!いろいろ試してね。」
ヒカリ:「カードの絵も何か意味があるのですよね?」
みつき:「その通り!カードに描かれた絵やモチーフは『象徴(シンボル)』と呼ばれていて、それぞれ特定の意味があるのです。例えば、『カップ』に水が溢れている絵は感情や愛情が豊かなことを示しているわ。
ヒカリ:「なるほど!絵をよく観察するのが大事なんですね。」
みつき:「それから、カードを並べる『スプレッド』も重要よ。タロットを考えるときに使う配置方法のことね。簡単なものでいうと、『ワンカードリーディング』や『スリーカードスプレッド』があるわ。」
みつき:ちなみにリーディングとはタロットカードが考える象徴やメッセージを考えて、自分や周囲の心や状況を深く洞察し、新たな視点や気づきを得ること。タロットはただの占いではなく、心の中や状況の奥深くに隠れたものを引き出すツール。そのプロセスが「リーディング」よ!」
ヒカリ:「そうなんですね!だけどスプレッドの違いがあるのは知っていたけど、リーディングの仕方はちょっと難しそうですね。」
みつき:「大丈夫!実践することで徐々に慣れていくわ。今日は初心者でも簡単にできる『ワンカードリーディング』を試してみましょう!」
ヒカリ:「やってみたいです!どうやるんですか?」
実践:ワンカードリーディング
みつき:「まず、心を静めてカードをシャッフルするの。『今日のアドバイスは?』とか『どうしたら良い結果になる?』のような質問を心の中で考えながらシャッフルしてね」
ヒカリ:「なるほど……あ、1枚引けました!」
みつき:「出たカードを見てみる。絵柄やシンボルに注目して、カードが何を伝えたいのか考えるのよ。最初は難しいかもしれないけど、慣れてくると直感が働くようになっていくわよ。 」
ヒカリ:「これなら私にもできそうです!質問の仕方やカードに触れるときの気持ちも大事なんですね。」
みつき:「その通り。タロットリーディングで大切なのは、「場」を信頼すること。今の自分に必要なメッセージが届くと信じて向き合うことが大切だよ。」
ヒカリ:「『場を信頼する』……なんだか特別な感覚ですね。」
みつき:「そうね。カードが見せてくれる答えは、その瞬間の自分に最も必要なメッセージ。だから、引いたカードが良い結果でもそうじゃなくても、まずはそれを考えること。 直感や気づきを大切にしてみて。」
ヒカリ:「わかりました。カードを信じて、自分の心と向き合って時間を楽しみたいと思います!」
みつき:「その気持ちが大事だよ。今回は、次回は『スリーカードスプレッド』で、さらに深くリーディングしていく方法を学びましょう!」