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ミツイケ ネコミとモラハラについて詳しく知ろう
モラハラを知ろう!
まずは、モラハラについて知ることです。
ひょっとして、読みながら『え?これって…?』と、しんどくなることもあるかもしれません。
でも大丈夫、あなたはこのnoteを読みに来てくださっている事で、
現状を変えようとしている、もがいている途中の方が多いと思っています。
まずは、敵を知る。そうすることで解決方法に近付くことっだってあるのです。
本当に、よく踏み出してくれましたね。読んでいただいてありがとうございます。
さて、本題に戻ります。
モラハラって「モラルハラスメント」の略で、言葉や態度で相手を傷つけたり、支配したりする行動のことを指します。
暴力のように外から見て分かりやすいものではないけれど、
心に大きなダメージを与えられてしまうのが特徴です。
傷つけられているのに慣れていると、このことに気が付けないことが多いです。
『ちょっと口が悪いだけだから』
『ドSなんです、それだけなんです』
『私のためを思って言ってくれてるから』
『ちょっと要領悪いんで、言われてるうちが花かなって』
こんな風に思っていませんか?
それでは、パートナー間で起こりやすいモラハラの具体例を挙げていきますね。
1. 相手の人格を否定するような言葉
「なんでそんなこともできないの?」
「お前は本当に役に立たないな」
「お前はバカだよなぁ」
「俺がいないと何もできないよなぁ?」
こういう発言、ありませんか?モラハラの特徴は、相手をバカにしたり、劣等感を与えるような言葉を繰り返すことです。
こうした言葉を浴びせられると、自分に自信が持てなくなります。
時間をかけて、ゆっくりと。
いつの間にか「自分が悪いんだ」と思い込んでしまうんですよね。
2. コントロールしようとする態度
・誰と会うか、どこに行くかを細かくチェックする
・携帯やSNSを把握したがる
・「俺の言う通りにしろ」と命令する
・「全部お前のためを思って言ってるんだよ!」
こんな風に、相手を自分の思い通りに動かそうとするのもモラハラです。
「君のために言ってるんだよ」と優しい言葉を装って、自分の意見を押し付けてくることもあります。
3. 冷たく突き放す、無視する
話しかけても返事をしなかったり、急に態度を変えて冷たくなったり…。
無視や無関心も立派なモラハラなんです。
「何か怒らせたかな…」と相手の顔色ばかりうかがうようになると、自分の自由がどんどん奪われていきます。
全てが、相手の機嫌に支配されるのです。
4. 必要以上に相手を疑う
「浮気してるんじゃないか?」
「俺に隠してることがあるだろ?」
こんな風に根拠もなく疑われることもモラハラの一つ。信頼を欠いた言葉で、相手を萎縮させたり罪悪感を抱かせたりするんです。
5. 経済的なモラハラ
「お前には金を使わせない」
「全部俺が管理するから」
こんな風に、相手の金銭管理をすべて握り、自分の許可がなければ何も買えない状況にするのもモラハラの一種です。
通帳や資産を管理したがるなど、共有財産ではない限り相手に権利を渡すことは危険です。
経済的な自由が奪われると、逃げる選択肢も制限されてしまいますよね。
金銭的DVとも言われます。
6. 過剰な責任転嫁
「お前のせいで俺がこんなに怒ってるんだ」
「君が悪いからうまくいかないんだ」
自分の失敗や感情の責任を相手に押し付けるのもモラハラです。被害を受けている人は「自分が悪いのかも」と思い込んでしまうんですよね。
どうしてモラハラが起きるの?
モラハラをする側の人って、実は自分に自信がなかったり、過去に傷ついた経験を抱えていることが多いんです。
その不安や不満を、相手を支配することで埋めようとしているんですよね。
相手を支配することで精神的に優位に立ち、自分が主導権を掌握していれば、
思い通りに相手を動かすことが出来る。
自分からは逃げられないと勘違いするのですよね。
残念ではありますが、幼少期に満足に愛情を得られなかった場合や
歪んだ愛情を受け取っていた方に多い傾向があります。
次のお話はモラハラを受けている時の被害者の感情の揺れ動きについて解説します
ミツイケ ネコミより
愛を込めて