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みつひめ
2020年10月8日 17:30
時代小説を読んだり、歌舞伎を見たり、落語を聞いたりしていると、見慣れない、耳慣れない商売がしばしば登場する。そういう商売について、当時の書物や川柳を引きながら解説してくれるのが、興津要『大江戸商売ばなし』だ。もちろん、この本のネタ本である『守貞漫稿』や『絵本風俗案内』『東都歳時記』『武江年表』『明治商売往来』といった本に当たるに越したことはないだろう。しかし、素人にとってはこれを調べる