ありがとう感謝!「みっちゃんフェスティバル2024in宮古島」
お礼が遅れましたが「みっちゃんフェスティバル2024in宮古島」にお越しいただきました皆様、本当に有難うございました。
2月3日(土)に無謀にもマティダ市民劇場を貸し切ってイベントを行った。その名も「みっちゃんフェスティバル2024in宮古島」ダサいくらいのインパクトが心地よいとピャ~サレ(訳:おだてられた)てそのイベント名にした。
このイベントは私与那覇光秀が出版したシリーズ本「Sgurimunu(スグリムヌ)」の出版記念イベントとして銘打って、宮古中のスグリムヌ(優れた者)を紹介するイベントだ。
著書「Sgurimunu(スグリムヌ)」は私与那覇が独断と偏見で選んだ宮古島にゆかりのある現役世代で、今後10年以内に影響力を持つであろう人物をゲストに迎え、私がインタビューしてそれを文字化して編集して本にしている。
宮古島から若くして成功している者が居ることを知らせることが目的で書いた。それを読んだ若者世代に勇気と自信を与えられたら良いなと思い、ゲスト同様に様々な角度から人生設計し、人生を切り開く機会にして欲しいという思いがある。
イベントには本に出演してくれた末広尚希、友利健太をゲストに迎えてトークイベントを行った。2人の話は聞いているだけで楽しくて勉強になる。
勿論それだけでも構わないイベントだが「みっちゃんらしく無い」と言われ、トーイベントに加え歌やダンス、方言漫才を楽しめるイベントを目指した。
ところが出演者の選定や本の印刷が間に合わず、正式に告知がスタートしたのがイベントの3週間前。
しかも今年は宮古島市の市議選があって、私個人の名前が前面に出ているポスターを見て私が出馬するための政治集会だと思っていた方々が多かったようだ。大丈夫、出ないので安心してね。
また「本のトークイベントなんて本屋さんの片隅で開催するものでせいぜい50人規模でやるものであって、800人規模のマティダ市民劇場でやるものではない」と妻や友人、兄弟から説教される始末、未だに叱られやすい50歳も困ったもんだ(笑い)
自分自身でも告知が遅すぎたから集客は無理じゃないかと思い始めたが、
「いや、これは新しく始める事業の社会実験だ!10年で完成させるから今が駄目でも次に生かそう」と自分に言い聞かせた。
ただ不安は拭い切れない。
今年の初め頃にみた悪夢
マティダ市民劇場の舞台に私は居て、幕が上がったらお客様が6人しかいなった。しかも1人は寝そべって観ているし、他3人はスマホを見ていて、他2人は子供で舞台も見ずに走り回っていた・・・
ヤバいどうしようこの夢って正夢になるかも。
心配で中々眠れない・・・
それからイベント間近に色々な方々にお願いに走り回った。
前職場のFMみやこには本当にいっぱいお世話になった。
黒澤社長や園江さん、里菜ちゃんの応援は有り難かった。この職場でお仕事をさせて頂けたことに改めて感謝した。
宮古テレビも積極的に応援してくれた。
平日11:00からの「おひるまえ」に生放送に呼んで頂いたり、そして2月18日の日曜日19:30放送の「サンデートピック」は密着取材を受けている。良かったら観て欲しい。視聴率を爆上がりさせたい(そんな力はないか・・・)
それでも「そもそも告知のスタートが遅いんだよ予定があるから行けない」って皆に言われる始末。
そして本番の日を迎えた。
半ば諦めながら2月3日(土)午後5時
イベント本番いよいよ幕が上がった。
やっぱり6人か?
せめて50人居れば上出来だ!
「あれ?思っていたよりいっぱいいる」
なんと予想をはるかに上回る210人以上の来場者が有った。
これだけ多くの方々に集まって頂けたことは、勿論私の1人の力ではない。
私の兄弟や友人、出演者や司会の方々まで全員が手売りチケットに尽力してくれた。感謝の気持ちでいっぱいだ。
ただ心配はここまでで「幕が上がれば舞台は役者のモノ」って言われるくらい出演者のパフォーマンスは最高。
司会は同窓の岡本美紀、百戦錬磨の人を飽きさせない話術は流石だ。
トップバッターは高校生ダンスチームMelon(メレオン)の3人
3人のうち2人は学校での模擬テストを終わって直ぐに会場入りしてくれてリハーサルを始められたのが開場の30分前。
圧巻のパフォーマンスでのオープニングを務めてくれたMelon!
実はMelonは昨年の12月に石垣市で行われた「トップフロアーVOL1」でゴメスデソウザ奈菜ちゃんがソロ部門で優勝、そしてチームダンスでも優勝した実績を持っているのだ。おじさん納得
続いて出演したのが高校生デュオのニンゲンの歌
母校である宮古高校のセーラー服で登場する2人は、それだけでまぶしいくらいキラキラしていた。
2人は昨年、RBCテレビの「Aランチ」で「うたうまコンテスト」で見事決勝進出を果たした実力の持ち主
そんな2人でkiroroの「未来へ」を歌う
その透き通るような歌声を聴いて、みなみちゃんの父親(ひこちゃん)は舞台袖で目頭を熱くしていた。
そしてお待ちかねのトークイベント
出演して頂いたゲストは
①ライオンの子保育園 創業者 末広尚希
②うむやす法律会計事務所 税理士・公認会計士 友利健太
そして進行は私与那覇光秀
トークテーマは「読書のススメ」
ん~私の進行が下手だったのか、2人の良いところを上手く引き出せなかったかな~っと思いながらも、2人の話をさえぎることなく聞くことに徹した。
教育、男性の家事育児への参加、少子化対策、お勧めの本、将来の目標など始めは緊張気味だった2人もいっぱい話してくれた。
客席を見ると彼らの話を聞いて大きくうなずく人や、メモをとる姿も見られた。
それでも予定時刻を10分過ぎてやっと終えることが出来た。30分の持ち時間だったが次回は40分にしても良さそうだった。
トークイベント終了後会場からは大きな拍手が頂けた。やっぱりやって良かった。
続いての舞台は松原まきさん
松原さんは一応私がアドバイス的なことさせて頂いたが、歌がこんなに上手いとは予想以上だった。それと本人の判断で行ったパフォーマンスで舞台をより一層盛り上げてくれた。次回は是非コントでコラボしたいくらいお笑いのセンス抜群だった(笑い)
その後、松原まきさんの後輩にあたる末広尚希さんを呼び出してソロで歌ってもらえないかお願いをした。すると、そんな無理やりなお願いに返事ひとつで快諾してくれた。
しかも流石は人気ロックバンドGulffのボーカリストだ、伸びのある歌唱力は健在。
自身が作詞作曲した曲「天に獅子」を宮古島創作芸能団んきゃ~んじゅくとコラボをした。迫力の太鼓演武と末広尚希の歌声が最高にマッチして感動だった。終わった後のお客様からの反響もこのプログラムが一番大きかった。
方言漫才のひこちゃんみっちゃん
私が主催なのでイベントの準備をしながらの練習は中々時間が取れなかったが、何とか多くの笑いと拍手を頂くことが出来た。私に代わって色々準備してくれた相方ひこちゃんには感謝している。
話は変わって、我々ひこちゃんみっちゃんはコンビ設立から今年35周年を迎えるので、どこかで単独ライブを行いたい。場所は二人の出身地の公民館が良いと思う。ナカバリか宮原だな
そしてフィナーレは浜田午前中とプリムヌズの登場
コーラスの1人がインフルエンザで欠場したのも、急遽松原まきさんを代役に立てて上手く乗り切った。
しかも当日のリハーサルでひこちゃんが「もっと笑いを取りに行こうよ」と提案し、浜田午前中と松原まきさんが快諾し歌う前のコントを取り入れた。
それが本番ではドッカンドッカン受けていた。
私が言わなくても出演者の1人ひとりが「お客様を楽しませたい」と言う気持ちが大きかったので成功した。何よりも出演者が一番楽しんでいた。
前代未聞の本を中心とするイベント
帰り際のお客様からは「楽しかった」「最高だった」「またやって欲しい」「楽しそうなので次は私も出演させて」など嬉しい声が多数もらえた。
課題も多かったが、私的には大成功だった。
裏方スタッフには友人とその家族が手伝ってくれた。
チケットを売ったり、本を売ったり、ポロシャツ売ったりして頑張ってくれた。なによりも私の家族と仲良くしてくれたことが嬉しかった。
打ち上げは大盛り上がり
3次会まで行ったのは何年ぶり?
帰ったのは午前2時過ぎ・・・
このイベントを通して始めの一歩がやっと踏み出せたと思う。
進むべき道が見えない霧の中で
足元だけを見て迷いながら戸惑いながら進んでいた。
無謀だと言われたイベントだが、そこには強い意思があったから
周りの皆には意味のあるイベントだと粘り強く周りに伝え続けた。
ところが知らず知らずのうちに伝わっていたようで、気づけば多くの皆さんに助けてもらっていた。仲間はさらに増えた。
イベントが終わってスーッと霧が晴れて来て進むべき道がくっきりハッキリ見えて来た。
このイベントの開催に当たってご協賛をして頂いた企業や個人の皆さまと、そしてチケットを一生懸命に売って頂いた友人や親戚、特に兄弟の皆様には改めて感謝しかない。
全て方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。有難うございました。