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Webライターと会話型AI。共存すれば「仕事」は奪われない

割引あり

最初に、本記事では結論として「Webライターと会話型AIが共存したときの可能性」について伝えている。筆者は、会話型AIは仕事を奪う敵ではなく、仕事をサポートする優秀な部下であるという見方をしている。それゆえに、実際にAIを使ってライティング業をしているライターの一人である。

話題の会話型AIを使い続けてみて、ライターにしかできないこと、AIのサポートを受けたほうが良いこと。が見えてきた。

会話型AIは、とくに初心者ライターの強い味方になるので、当てはまるなら最後まで読んでほしい。

※筆者が使用する会話型AIは話題の「ChatGPT」ではなく「GoogleBard」
その理由は、本記事の後半で説明するが、ライティングとの相性だけ考えると「GoogleBard」のほうが頼れる相棒になるからだ。

では、実際に会話型AIを使ってライティングしてみる。

会話型AIに「リード文」を執筆させる

例えば、こんな質問をする
【Webライターにとって会話型AIは脅威でないことを伝えたい。300文字くらいで、リード文を考えて】

すると…

会話型AIは、Webライターにとって脅威と見なされています。しかし、そうとは限りません。むしろ、会話型AIを活用することで、Webライターの仕事はより効率的かつ効果的なものになる可能性があります。

会話型AIは、大量のテキストを短時間で生成することができます。そのため、Webライターは会話型AIを使って、原稿の初稿を作成したり、SEO対策を施したりすることができます。また、会話型AIは、ユーザーのニーズを理解し、それに応じたコンテンツを生成することができます。そのため、Webライターは会話型AIを使って、ユーザーに刺さるコンテンツを作成することができます。

もちろん、会話型AIが完全にWebライターの仕事を代替することはできません。Webライターは、会話型AIではできない、人間ならではの創造性やオリジナリティを発揮する必要があります。しかし、会話型AIを活用することで、Webライターは仕事の効率化と効果向上を図ることができます。

筆者が感じたことは、以下の3つ。
・300文字くらいでという指示に対して、418文字で返答があった
・筆者の質問を理解し、AIは脅威ではないことを伝える文章を生成した
・ですます調になっているが、「ます」が多い印象

とはいえ、リード文を0から考えるよりも、テキストを生成してくれたほうが、作業効率は良くなる。また指示していないのに、PREP法で文章が構成されているのもGood!

初心者ライターは、この方法を知った時点で会話型AIを実践したくなるだろう。きっとメタディスクリプションの執筆も試したくなったハズだ。

会話型AIに「ペルソナ」を執筆させる

例えば、こんな質問をする
【KW「ライター 会話型AI」でどんなペルソナを設定できるか。5つ箇条書きで生成して】

すると…

①クリエイティブで発想力豊かなライター
②ユーザーのニーズを的確に把握できるライター
③正確かつ分かりやすい文章を書けるライター
④多様なジャンルの文章を書けるライター
⑤常に学び続け、成長するライター

「箇条書きで」という指示も反映していて非常に優秀。ペルソナも的を得ている。

こんな質問もしてみる。
【逆に、今のKWに興味がないターゲットはどんな層だと思う?】

①AI技術に興味がない人
②文章を書くことに興味がない人
③会話型AIの使い方に慣れていない人
④会話型AIの機能や性能に満足していない人
⑤会話型AIの価格が高い人

会話型AIは予想以上に有能だった。という訳で、AIが書き出した①-⑤のペルソナに当てはまるユーザー対して本記事を作成している。

ちなみに、KW選定から、リード文を作成し、ペルソナを設定するまでに要した時間は約5分。明らかに効率が良い。さらに文章をブラッシュアップすれば、質を高めることが可能である。

会話型AIに「見出し」を執筆させる

例えば、こんな質問をする
【KW「ライター 会話型AI」でH2を5つ、H3を3つずつ、生成してみて】

すると…

H2
・会話型AIライターの概要
・会話型AIライターのメリット
・会話型AIライターのデメリット
・会話型AIライターの活用事例
・会話型AIライターの未来
H3
【会話型AIライターの概要】
・会話型AIライターとは、ユーザーからの質問や要望に応じて、文章やコンテンツを生成するAIのことです。
・ニュース記事、ブログ記事、広告コピーなど、様々なジャンルの文章を書くことができます。
・会話型AIの技術は日々進化しており、今後もその可能性は広がっていくでしょう。
【会話型AIライターのメリット】
・24時間365日、いつでも文章を作成することができます。
・人間のライターよりも低コストで文章を作成することができます。
・人間のライターでは不可能な、大量の文章を短時間で作成することができます。
・人間のライターでは難しい、複雑な文章を作成することができます。
会話型AIライターのデメリット
・現状では、人間のライターと比べて文章の質が劣る場合があります。
・会話型AIの技術が進化しても、人間のライターの存在価値はなくなることはありません。
・会話型AIライターは、人間のライターとは異なるスキルや能力が求められます。
【会話型AIライターの活用事例】
・企業のウェブサイトやブログのコンテンツ作成
・マーケティングや広告の文案作成
・教育や学習のコンテンツ作成
・カスタマーサービスの対応
・創作活動のサポート
【会話型AIライターの未来】
・会話型AIライターは、今後も様々な分野で活用されていくでしょう。
・会話型AIの技術が進化することで、文章の質の向上や、より幅広い分野での活用が期待されます。

正直、AIが考えた見出しは参考にならない。なぜなら、とりあえずKWからH2とH3を作成した感が強いから。という訳で、見出しは、会話型AIに頼らずに、リサーチをしながら構成を組み立てるべきだと感じた。

個人的には「SEOはAIに任せてもOK」という考え方に同調できない。

物足りなさを感じるので、こんな質問を追加してみた。
【さっき考えた、5つのペルソナに当てはまる、見出しを生成してみて】
すると…

・クリエイティブで発想力豊かなライター
会話型AIライターがあなたの文章を、誰もが驚くようなアイデアで彩る
会話型AIライターと共に、今までにない、新しい文章表現に挑戦しよう
・ユーザーのニーズを的確に把握できるライター
会話型AIライターが、ユーザーの心をつかむ文章を作成できる
会話型AIライターと共に、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを制作しよう
・正確かつ分かりやすい文章を書けるライター
会話型AIライターが、あなたの文章をより正確で分かりやすくしてくれる
会話型AIライターと共に、あなたの伝えたいことを、より多くの人に届けよう
・多様なジャンルの文章を書けるライター
会話型AIライターが、あなたの文章の幅を広げてくれる
会話型AIライターと共に、様々なジャンルの文章に挑戦しよう
・常に学び続け、成長するライター
会話型AIライターが、あなたのライティングスキルを向上させてくれる
会話型AIライターと共に、ライターとして成長しよう

やはり、物足りなさを感じる。
必要な情報ではあるが「何か」が欠けている。
人間が抱く気持ちをイメージするのはAIには難しいようだ。

とはいえ、個人ブログで記事を量産する目的であれば十分に役立つレベルだろう。例えば、PVだけを狙ったトレンド記事の個人ブログを作りたいなら、AIが本領を発揮するかもしれない。

ちなみに、ここまでの文章はAIのサポートを受けながら執筆したもの、引用してある部分はコピペ、引用してない部分は私個人の見解である。

きっと初心者ライターは、リード文・ペルソナ設定を会話型AIにサポートしてもらうだけで、作業効率が上がり、収益が改善されるだろう。筆者も大変だった時期があるので、ぜひ試してほしい。


ここから先は、より重要なポイントになるので有料になります。もし文字単価1円付近で困っているなら、続く部分から情報を得て、スキルアップを目指しましょう。

会話型AIを上手に使えば、クライアントから求められるライティング以外のスキルも簡単に活用できるようになります。

続く部分では、おもに以下の点を扱います。
・ライターがやるべきこと
・会話型AIにサポートさせるべきこと
・「GoogleBard」がおすすめな理由 など

知っておいて損はしない内容です。気になる方は是非ご覧ください。


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