達成困難な野望を手にする授業の困難(障害だし+中間目標)
AT(目標)が決まったら次は、その目標を手にすることを邪魔しているモノ
を考えてもらいます
これは。。。。2/3くらいの生徒たちは、手こずりました
日本語の壁がここにも立ちはだかりました
「AT(達成困難な目標)の障害は何ですか?」
これが、教科書的な二番目の問です
通じません!!!
もっとも、わたしもに【「TOC Learning Connection」国際認定プログラム】で最初に取り組んだ時は、思考がフリーズしました
ATを手にすることを邪魔しているモノは何ですか?
出来ない言い訳を言ってください
でも。。。だって・・・・
もし~ばらば、できるのに
など、先輩方に問いを言い換えていただきましたが。。。(´;ω;`)
難し~~~
「でも、それは日本語の不自由なわたしだから」と判断し
生徒たちには、同じフレーズをあえて言ってみました
撃沈です
二クラス分くらい(80人)は、書きだしますが
四クラス分くらい(160人)は、固まりました。。。。
困りました。。。
そこでわたしは、「どうして?その目標は今まで手に出来なかったの?」
「その理由は何?」と訊きました
すると、生徒たちは一斉に書き始めました
これまで日本の教育は「言い訳をするな!!」と教えて来ました
私的には、言い訳が山ほどある人も
公的には、言い訳をしないことをヨシとしている風潮があります
【記者会見】で、しくじる人は皆。言い訳をいうから叩かれるのです( ´艸`)
だから、あえて『原因論(悪者探し)』に注視させました
障害(状況)は、イメージ(印象)を具現化することは出来なくとも
理由(なぜならば)を問う方が、【言い訳しやすい】のです
*教科書的には、先に『障害』を出してから
その障害の評価法として「なぜならば?」を問うそうです
(評価と言うのは、『点数化する』と言う意味ではなくて
「しっかり、論理的に考えているかを見極める」という意味です)**
ここまで来ると、3番目の工程は誰もつまづきませんでした
単純に、末尾をひっくり返すのです
否定文は、肯定文に
肯定文は、否定文に訂正線を入れて書き直しました
先に、「理由」をきいているので
文末がひっくり返った状況になっていれば、そのAT(目標)は手に入るはずです!!
この状況が、ゴール(ATゲット)ではなくて
これは、【中間目標】です
評価するのに徹夜覚悟で、1週間を使いました
でも、ATと障害をいい加減に設定しても、楽しくないのです
山場は、ココなのだと感じました
その苦労は、生徒たちの笑顔と目の輝きが癒してくれます!!
間違いなく!
絶対保証付きで~す
ここから、ATT(アンビシャスターゲットツリー)は楽しくなっていきます
わたしが、最初の時もそうでしたが
生徒たちも、ココまで来るともう!チャイムが鳴っても止めてくれません( ´艸`)