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アニメ「ニーアオートマタ」はEエンドの先まで描くのか?

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ニーアオートマタの3期が放映されている。

ゲームで言うと、Bエンドまでが2期で終わる。機械生命体から生まれたアダムとイブに関する物語はここまで。

アニメ3期は序盤から、2bがE型であることが判明してヨルハ計画に気づいた9sを何度も始末していたことが判明する。

この辺りから、時系列が分からなくなるがアンドロイドは記憶を消すこともできるため深く考えない方が楽しめる。

機械生命体が進化してウイルスを放ち、バンカーが破壊される。

2bと9sは生き残るが、2bにもウイルスが回りA2に最後を任せた。

このときみんなのことをA2に任せたのだが、遠くから見ていた9sには聞こえなかった。そのためには9sは復讐のために白い塔を破壊してまわる。

ここまではアニメ21話で語られてる。

ゲームだと2人が同士討ちした後の、9s側とA2側で視点が分かれてそれぞれCとDエンドになる。

2bとの約束を守れなかった点と、機械生命体のネットワークを破壊して点を悔やんでいるようなA2。

2bの幻覚を見ながら死んでいく9s。

Eエンドはその後にポットたちに自我が芽生えてきたのを示す。

本来ポッドは、アンドロイドの痕跡を消すプログラムが備わっていたのだがそれを拒否している。

彼らはA2、9s、2bの遺体を回収していく。

後日談では2bの再起動に成功したのちに、9sを彼女が再起動させるらしい。

ヨルハ計画も、バンカーもレジスタンスもなくなった世界で3人はどう生きていくのか。

アニメではそこまで描くのか、ゲームのように意味深な終わり方をするのか。

アンドロイドは人間性を獲得するのか

ニーアオートマタの世界は、エイリアンが作った機械生命体と人間が作ったアンドロイドの争いを描く。

2bたちは人類のために戦い続けたのだが、そもそも人類ははるか昔に絶滅している。敵対するエイリアンもいない。

そのため製作者のいなくなった世界で、アンドロイドと機械は何を選ぶのかが描かれる。

A2のように計画を知って生きたいように生きたもの。

パスカルのように無意味に戦うのをやめて村を作ったもの。

そして2bと9sも帰る場所を失ったので、ただ地球で生きていくことを選んだ。アンドロイドは感情を持ってはいけないと頑なだった2bが、後半は感情のままに生きていたのと伝わる。

普通なら、アンドロイドが勝って人類が地球に戻る物語にしがちだが、主人のいないもの同士の無意味な戦いにしたのは流石だなと思う。

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