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【九条の大罪2巻】老人は喰い物。介護サービスはサブスクモデル?利用限度額まで貪り取る悪徳介護施設を敵に回す弁護士

この記事ては、九条の大罪2巻について書きます。2巻の舞台は介護サービスをサブスクモデルと言い張る悪徳介護施設。これを敵に回した九条弁護士の戦いになります。

一巻の話はこちら。

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あらすじ

敵は恩師!? 悪徳介護施設の闇に迫る!! 

悪徳介護施設で行われた遺言書詐欺。 

裏で手引きをしていたのは 

九条の恩師である元ボス弁の山城弁護士だった。 

完全犯罪のような鉄壁の手口に、 

弁護士・九条はどう立ち向かう? 


そして金本殺しの件から、忍び寄る刑事の影。 

物語は風雲急を告げる! 緊迫の第2集! 

文春オンラインで一部だけ読めます。


介護サービスはサブスクモデルなのか?

物語の始まりは、無理矢理書かせた遺言状のせいで遺産を失った家族からの相談。

縁もゆかりもない社団法人に寄付するはずもないと考えた家族は、介護施設を訴えることにした。

施設で認知症を患っている人に無理矢理遺言状をかかせて、証拠としてその風景の動画も撮っていた。弁護士が裏にいる介護施設の怖さたるや。


裏にいる悪徳弁護士は、九条の恩師らしく投資で失敗した金を半グレに肩代わりしてもらった結果、足を抜けられなくなっていた。

この介護施設の社長は半グレで、完全にビジネスと割り切って運営している。

入居者を施設に囲い込めば、老人サブスクとして死去するまでお金をむしり取れると考えた。

一応介護施設なので、利用者は高齢者を押し付けている反面文句が言えないが、依頼者のように遺言絡みの案件で明るみに出てしまっている。


認知症の人を脅して無理矢理書かせた遺言状は、有印書偽造で立派な犯罪だが、施設に囲い込まれているせいで証拠がない。

相手も揉めたくたいから、遺留損害分を渡すことで示談を求めた。


今回は悪徳施設側をフィーチャーしているが、預けている側の『押し付け感』も拭えないのが介護業界をよく現しているなと思う。

面倒を金で解決していると言われても仕方ない。


九条弁護士は、一貫して依頼人の人権を守るために動いている。


今回は同業者の恩師を訴えることになったが、ほれは依頼人の意思と相反しただけだと言う。

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