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散々考察されてきた『羽田浩司殺人事件』の全て【名探偵コナン104巻】
掲載されたのは随分と前の話だが、コナン104巻の内容が衝撃的だったので書いておきたい。
この巻では急に羽田浩司の話を、黒田管理官が振り返り全貌が分かることになる。
羽田浩司殺人事件とは
『名探偵コナン』内で、17年前に発生した事件。「天才棋士」と呼ばれた羽田浩司四冠 (当時) と、彼の大ファンであったアマンダ・ヒューズが、同じホテル内で死亡した
一見コナンの本筋には関係ない事件に思えるが、この羽田浩司の名前が登場したのは、なんと179話である。
アポトキシン4869を使った相手は死亡を確認するのがルールだったらしいが、それをしなかった工藤新一に対して灰原が調査をした際にリストに名前があった。
この当時は話題にもならなかったが、のちに羽田秀吉が登場して『羽田家』が重要であるとされていく。
彼が死んだ事件を調べる中、詳細なサイトを見つけるコナンたち(これは浅香が罠を張っていた。このためコナンたちの小学校に潜入して探っているのが現在)
彼のダイイングメッセージがきっかけで、烏丸蓮夜が真の黒幕であると判明する。
羽田は烏丸のことを残し、アマンダはラムのことを残したので黒の組織に関してはほぼ謎はなくなったと言える。
104巻では黒田管理官も、上司からアマンダと接触する命を受けて潜入していたことが分かりアマンダや当時の警備局や公安は『烏丸』をマークしていたことが分かる。
またラムには瞬間記憶能力があり、それが歳を重ねるごとになくなっていった。現時点ではほぼ使えなくなっているようで、アポトキシンを使うか悩む段階にきている。
もし能力を使われたら、黒田管理官や浅香はバレるだろうしコナンや赤井もまずいことになる。アポトキシンを使われる前にラムとの決着はつくのだろうか。
ラムが犯したミスは、浅香や黒田管理官を逃したことで彼は2人を探していて現時点では浅香はあぶない状況にある。
コナンが目が異様な人から、ラムを特定できるまでは何年かかるのだろうか。
直接は関係ないが、104巻最後の話では大岡紅葉が元総理の娘と分かり何故か黒の組織の関係者もマークしていたことが判明する。バーボンこと安室透に『コナンを探れ』と伝えて消える謎の老人も話題だ。
名探偵コナンも、ラムの特定とボスの側近を潰していく段階に来ている。黒の組織に絞ればいつでも終われるなと思う。