【祝アニメ化】王位継承戦のその後という究極の蛇足【キン肉マン完璧超人始祖編】
『キン肉マン』完璧超人始祖編が2024年にアニメ化すると話題だ。
もはやキン肉マンを知らない人も多いだろうが、少年時代に地球に捨てられたキン肉マンがダメ超人から立ち直り、多くの敵や仲間と出会いアイドル超人として地球を救い最後はキン肉星の大王になる話だ。
完全に王位継承戦編で物語は終わってるんだけど、10年前から新章が始まってたりなんならそこからの方がコミックスは多い。
完璧超人始祖編
キン肉マンが58代キン肉星大王に即位し、キン肉星に帰還した後、地球では正義超人・悪魔超人・完璧超人の間に三属性不可侵条約が締結される。
正義超人、悪魔超人、完璧超人と争ってきた中では最終的にはより強くあることをまとめた超人たちに過ぎなかったと和解した。
しかし、その数日後宇宙超人タッグ・トーナメントで撃退した完璧超人の本隊である真・完璧超人軍率いる完璧・無量大数軍がやってくる。
たしかにトーナメント戦の最後には、そういう設定あってネプチューンマンが食い止めたことで終わった気がする。
その本隊は宇宙を彷徨い、やっと帰ってきたらしい。なんなら完璧超人よりも強いという。
正義超人たちは戦いの傷を治すためにカプセルに入っていて、テリーマン一人で立ち向かうことになる。テリーマンはあらゆる戦いで不利な状況から立ち直す。その過程が再度見れたのは良かった。
キン肉マンも地球に帰ってきて、悪魔超人の手助けもあり完璧超人たちは追い返すらしい。
ゆでたまご先生的には、超人軍間の「イデオロギー闘争」を描きたかったらしく『キン肉マン2世』ではシンプルにしすぎて物語が浅かったので深い物語を作りたいとか。
王位継承戦で、キン肉マン出生の秘密や同時期に生まれた王子たち、ビビンバとの結婚、奥義の習得など熱い展開で素晴らしい終わり方をしたのにまた掘り返してる。
当時は描ききれなかったイデオロギーや、超人たちの活躍を描きたいらしいのでアニメ化まで進んだのは良かったのだろう。またキン肉バスターが流行る日は来るのだろうか。
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