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「気のいいおじさんは始末屋」では済まなくなった【イコライザー THE FINAL】

ちょっと規模が大きくなったが、イコライザーが終わる理由としてはこれくらいの出来事あっても仕方ない。

あらすじ

ロバート・マッコールは暗殺者を辞め、虐げられた人々に尽くす生活を送る。しかし、その日々の中で出会った友人たちのために、マフィアに立ち向かうことを決心する。

冒頭でワイナリーを訪れるマッコールさん。

相手に選択肢を与えながらも、9秒で始末する。証拠を消して立ち去るがボスの子どもに銃で撃たれてしまう。

子どもを殺すことはできないために、血まみれでシチリア島まで逃げていく。

町医者や島の人たちの優しさに触れることで、マッコールは島で生きていくことを考えてる。

ワイナリーの覚醒剤について、CIAに助言すると電話を取ったコリンズがシチリア島まで追跡してくる。

町ではマフィアが大きな顔をしており、ほれがテロ組織と繋がりを持っていた。

覚醒剤、マフィアのリゾート計画、爆弾全てが繋がった頃にマッコールは動き始める。

クアランタ兄弟の弟を殺し、街の人が集まる中で兄にも屈辱を味わわせる。

マフィアで素人相手に暴れてた兄貴は、

「明日、ヤツを始末する」

と死亡フラグを放つ。

イコライザーが明日まで待つわけもなく、夜中にマフィアは壊滅させられる。

コリンズの見舞いにきたマッコールは、盗まれた分の年金だけを盗み返し置いていく。

コリンズは2作目で亡くなったスーザンの娘だったのだ。黒の手帳とはスーザンの遺品。

スーザンに娘がいてCIAを目指してる描写はなかったので、2作目から10年くらいは間が空いてることが予想される。

母に憧れた娘はCIA入りをして、マッコールはずっと見守っていたのだろう。

それは2作目で仲間の失態を見逃したことへの贖罪だったのかも。

娘が有能なCIAと分かったマッコールは遺品を返して、始末屋を引退した。

イコライザーシリーズが大きくなりすぎた

イコライザーは一作目が好きで、マッコール妻の死を受けいれられずCIAを死んだふりで抜け出す。

しばらくはホームセンターの陽気なおじさんとして過ごしていたが、カフェで友達になった女性がマフィアに良いように使われていることに腹が立ってしまう。

マフィアを始末して、追われることになったマッコールは唯一生きていることを知っていたスーザンを頼る。

頼ると言っても、イコライザーになることを許可してもらうためだった。

マフィアを丸ごと壊滅させた彼は次の土地へ行く。

イコライザーとして悪を始末しながらウーバーで働くことに。

スーザンをCIAの元チーム仲間に殺されて、復讐する。その過程から妻の死を受けいれて、おそらくあの家は手放したのだろう。

一作目の陽気なおじさんが元CIAという設定が面白かったのに、ほとんど007みたいな話に変わってたな。

街の人にダークヒーローとして受け入れられた結果、普通に生活できるようになった。

シリーズを終わらせるには良かったが、規模が大きくなりすぎたのを感じる。

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