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外国人記者がヤ○ザ世界に不用意に切り込んでいく『WOWOWドラマ TOKYO VICE』
CMでこのドラマを知ったが、WOWOW制作と諦めていた。シーズン2放送をきっかけに権利をAmazonに売ってくれた。
あらすじ
1990年代の東京。新聞記者となったアメリカ人の青年は、ひとりの刑事とともに、危険な闇社会の秘密をあぶりだしていく。実話に基づくストーリー
新人記者ジェイクがベテラン刑事片桐とともに、新興ヤクザの撲滅を目指す話。
ヤミ金によって自殺を促された被害者たちを追う中で、千原会の佐藤と知り合う。
千原会は関西を牛耳る戸澤組と抗争目前な状況にあった。
一見関係事件がつながっていき、全てが戸澤組の黒幕であることが判明するのは鮮やかだった。
しかし、戸澤組を追い込めた頃に刑事は1人が始末されて片桐は家族を人質に脅される。
ジェイクも脅迫を受けて、佐藤は組の構成員に刺される。
もう少しのところで戸澤組の大きさを感じさせるシーズン1だった。結局は何も進展せずにシーズン2へとつながる。
ジェイクの違和感がもたらすただのVシネじゃない感
外国人記者のジェイクが何故か興味を持ち始めたのがヤクザ界隈。
それも新聞記者になって追いかけようとする熱意がある。その謎はまだ出てきてない。
ジェイクが熱心であることを周りが理解するまでが長く、私は一度見るのを止めてしまった。
序盤の新聞社内でのドラマはカットしていいレベルに思う。
カタコトの金髪記者が日本のルールを超えて、ぐんぐんと入り込んでいく。何故か流暢な英語を語る登場人物と、彼の人身掌握術は不思議だった。
大きな事件が起きたのに、何もお咎めがなくスルーされるあたりの雑さは感じたがまぁドラマだから仕方ない。
シーズン2では、ジェイクと片桐、そして佐藤が手を組んで戸澤組を追い込んでいくらしく早くAmazonにも来て欲しい。