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シスター・ヴァラクとの戦いはまだ終わってなかった【死霊館のシスター呪いの秘密】

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**死霊館のシスター (2018)**

「死霊館のシスター」は、2018年に公開されたアメリカのゴシックホラー映画で、コリン・ハーディが監督を務めました。「死霊館」ユニバースのスピンオフ作品であり、「死霊館」シリーズの中でも時系列的に最も過去を描いた作品です。


**あらすじ:**

物語は1952年のルーマニアの修道院を舞台に展開します。若い修道女が自殺した事件の調査のため、ヴァチカンから派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーンが修道院を訪れます。そこで彼らは、修道院に潜む邪悪な存在、悪魔ヴァラクと対峙することになります。


**死霊館ユニバースとの繋がり:**

「死霊館のシスター」は、「アナベル 死霊館の人形」に続いて、「死霊館」ユニバースで2番目に製作されたスピンオフ作品です。本作で初めて本格的に描かれる悪魔ヴァラクは、「死霊館 エンフィールド事件」にも登場しており、シリーズ全体を通して重要な役割を果たす悪役です。また、アイリーン・シスターは、「死霊館」シリーズの主人公であるロレイン・ウォーレンとの繋がりが示唆されています。


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死霊館のシスター 呪いの秘密 (2023)


「死霊館のシスター 呪いの秘密」は、2023年に公開された「死霊館のシスター」の続編です。マイケル・チャベスが監督を務めました。


あらすじ:

前作から4年後の1956年、ヨーロッパ各地で神父が謎の死を遂げる事件が多発します。ヴァチカンは再びアイリーン・シスターに調査を依頼し、アイリーンはそして前作で協力したモーリスと共に、新たな脅威に立ち向かいます。

今回の舞台はルーマニアからフランスへと移り、ヴァラクの呪いの秘密が徐々に明らかになっていきます。


前作との繋がりと新たな展開:

「死霊館のシスター 呪いの秘密」は、前作で倒されたはずの悪魔ヴァラクが復活し、再びアイリーンたちの前に立ちはだかる物語です。

今作では、ヴァラクの起源や目的、そして「死霊館」ユニバース全体との更なる繋がりが描かれます。前作のキャラクターに加え、新たな登場人物も加わり、物語はより複雑で深みを増しています。

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死霊館シリーズ まとめ

「死霊館」シリーズは、実在の超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が扱った事件を基に製作されたホラー映画シリーズです。本シリーズは、以下の作品で構成されています(公開順)。


1. 死霊館 (2013)
2. アナベル 死霊館の人形 (2014)
3. 死霊館 エンフィールド事件 (2016)
4. アナベル クリーピー人形の誕生 (2017)
5. 死霊館のシスター (2018)
6. アナベル 死霊人形の館 (2019)
7.死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 (2021)

8. **死霊館のシスター 呪いの秘密 (2023)

**時系列順:**

物語の時系列順に見ると、以下のようになります。

1. **死霊館のシスター (1952年)**
2. **アナベル クリーピー人形の誕生 (1955年)**
3. **アナベル 死霊館の人形 (1967年)**
4. **死霊人形の館 (1968年)**
5. **死霊館 (1971年)**
6. **死霊館 エンフィールド事件 (1977年)**
7. **死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 (1981年)**
8. **死霊館のシスター 呪いの秘密 (1956年)**  (ただし、一部シーンは過去と未来にまたがる)


シリーズの特徴:

* **実話ベース:** ウォーレン夫妻の事件ファイルを基にしているため、リアリティと恐怖感を増幅させています。

* **ゴシックホラーと現代ホラーの融合:** 古典的なゴシックホラーの雰囲気と、現代的なホラー演出を巧みに組み合わせ、幅広い観客を魅了しています。

* **悪魔ヴァラクの存在:** シリーズを通して重要な役割を果たす悪魔ヴァラクは、特に「死霊館のシスター」シリーズで深く掘り下げられています。

* **家族愛と信仰心:** ホラー要素だけでなく、家族の絆や信仰心がテーマとして描かれることも多く、感動的な側面も持ち合わせています。

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**悪魔ヴァラク まとめ**

ヴァラクは、「死霊館」ユニバースに登場する強力な悪魔であり、シリーズ全体を通して主要な悪役の一人です。特に「死霊館のシスター」とその続編で中心的な存在として描かれています。


起源と特徴:

* **地獄の侯爵:** グリモワール(魔術書)に記述がある悪魔であり、地獄の侯爵、大総裁、強大な大統領など様々な肩書を持ちます。蛇の翼を持つ天使のような姿や、子供に乗り移るなどの記述があります(映画の設定とは異なります)。

* **映画での設定:** 「死霊館」シリーズでは、中世に天使が堕天した姿として描かれ、強大な力を持つ悪魔とされています。修道女の姿を模倣することができ、精神を操る能力や、物理的な攻撃能力も持ち合わせます。

* **弱点:** 聖なる力、特に「聖なる血(キリストの血)」に対して脆弱性を持つとされています。


シリーズでのヴァラク:

* **死霊館 エンフィールド事件:** ローレイン・ウォーレンのヴィジョンに修道女の姿で現れ、ウォーレン夫妻を苦しめます。

* **死霊館のシスター:** 主要な敵役として登場し、ルーマニアの修道院を舞台にアイリーンたちと対峙します。

* **死霊館のシスター 呪いの秘密:** 再び主要な敵役として登場し、フランスを舞台にアイリーンたちと激しい戦いを繰り広げます。

* **シリーズ全体における役割:** ヴァラクは、「死霊館」ユニバースにおける根源的な悪の象徴として位置づけられ、シリーズの恐怖を牽引する重要な存在となっています。


**その他:**

ヴァラクは、その印象的なビジュアルと強大な力によって、ホラー映画ファンに強烈な印象を与えています。「死霊館」シリーズを語る上で欠かせないキャラクターの一人と言えるでしょう。

レビューとネタバレ

一作目でヴァラクに取り憑かれたモリースは、事件の後に旅をしてまわる。

映画の舞台であるフランスまでの各地で、彼はヴァラクに操作されながら遺物を回収していたのだ。

今回登場する学校は、元が修道院で聖ルチアの目が保管されていた。

ヴァラクが手に入れて、アイリーンが焼かれる前にワインが聖なる力を持つ。

ワインと言えばキリストの血として扱われており、ヴァラクはその血に弱い傾向にある。

遺物を手に入れてモリースから取り除いたかに見えたが、エピローグでウォーレン夫妻に電話がかかる。

おそらくモリースの悪魔払いであり、その後に彼は死んだのだろう。

死霊館シリーズの原点とも言える話だった。

アイリーンはロレインの先祖な気がしている。また描写的にアイリーンは聖ルチアの子孫か?

ウォーレン夫妻が最強な理由がちゃんと明かされていくのは大変に面白い。

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