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【テラフォーマーズ再開】白熱した火星編とは裏腹に、盛り上がりも謎もない地球編を振り返る
テラフォーマーズが5年ぶりに連載再開されている。作者の体調不良が原因らしく、中途半端なところで止まってる。
今回は誰もが忘れてしまったテラフォーマーズの内容を振り返りたい。
テラフォーマーズとは
火星のテラフォーミング用に放たれたことで人型へと進化したゴキブリ「テラフォーマー」と、それを駆除するために特殊な手術を施された人間との戦いを描いたSF漫画。
ゴキブリが人型に進化したらどうなるかを描き話題になった。
1巻では、21世紀に行われたテラフォーミングの調査および生息するゴキブリの捕獲、そして2500年以降に送られた無人機の通信途絶の原因を調査するため、火星に降り立ったメンバーを描く。
ゴキブリとの戦いの始まりである。
小町小吉と蛭間一郎以外全員が死亡して、地球に帰ることになる。
2部 アネックス計画
前回の火星調査で持ち帰ったウイルスのワクチンを作るために、再度調査隊が組まれる。
生まれながらにしてバグズ能力を持つ青年・膝丸燈を主人公に描かれるのが2部だ。
人為変態に対応した進化するゴキブリや、他国の裏切りを経てサンプルを持ち帰ることは成功した。
しかし、地球の北海道には奪われたバグズ一号によって地球侵略を目論むスキンヘッドのゴキブリがいた。
中身ゼロの地球編
アネックス1号が帰還して1年後の2621年、日本ではテラフォーマーの関与が疑われる多数の行方不明者が続出。
「スキンヘッド型」改め〈祈る者(インヴォーカー)〉は、ニュートン一族や中国軍と組んでいたことが判明する。
日本近海から侵略を図るテラフォーマーたちと、対抗する人為変態できる兵士たち。
混乱の中、中国に連れて行かれた小吉は変わり果てた姿で膝丸と闘う。
これが現時点で描かれている物語だ。
当時読んでた誰もが2回目の火星編で終わりにしておけば良いいのにと思ってた。
ただ、祈る者たちの進化やニュートン一族には謎が多く22巻まで進んでも何がしたいのか分からない。
連載再開ということで終わらせる気になったのは助かる。
不思議な昆虫や動物の能力を引き継いだ人為変態や、彼らの使う武器は興味深いのに肝心のストーリーがガバガバなのはどうにかしてほしい。