エスター頑張れと言いたくなる。【エスターファースト・キル】
名作ホラーエスターの前日譚。
あらすじ
名作の一作目では、孤児院から引き受けたエスターが大暴れして子どもを傷つけ、シスター「始末して父親を誘惑した。
結果的に自分が心は大人であることがバレて、一家殺害を目論むが凍った池に叩き落とされる。
そんなエスターには何があったのかに迫るのが今作。
ここからネタバレ。
序盤でエスターことリーナは、エストニアの精神病院にいた。彼女の秘密については最初から語られた上で、脱走が描かれる。
脱走の最中に行方不明になっている少女が、自分そっくりなためにエスターとして警察に保護された。
彼女が最初のターゲットにするのはこの家族か。誰もがそう思うが、このオルブライト家はエスター並みに狂ってた。
なんなら怖気付いてたエスターに頑張れと言いたくなる。
実際のエスターは兄が暴力を振るってしまい、母親がそれを隠蔽するために行方不明にしたのだ。
エスターのことをバラされたくない母と息子。秘密をバラされたくないリーナで謎の契約を結ぶ。
しかし、上手くいかなかったのだエスターは二回目の永遠の失踪を企てられる。
殺し合いはアレンのいない間に起こり、3人は死んでエスターは悲しき少女として一作目に登場した孤児院に移される。
物語はエスターに続く。
今作の視聴者は全員エスターの秘密を知っている。そんな彼らを驚かせるには、エスターよりもヤバい家族を持ってくることだ。
エスターファーストキルとは、『最初』のエスターが死んだってことなのかな。
あのエスターすらも家族の名誉のために利用しようとする2人には衝撃だった。
正直、ラストへの衝撃はなかったけどエスターがああなった過程には狂った一家があったという設定は良かった。