色々と惜しい海外ドラマ『ホイールオブタイム』を解説(現在シーズン2放送中)
去年からAmazonオリジナルで放送されているドラマに、ホイールオブシタイムがある。
これ、ファンタジー好きな人からかなり楽しめる作品なんだけど全然話題にならないし、多分誰も見てない。
個人的にはかなり惜しい作品で、説明して不足が否めない。
あらすじ
ある村の若者5人の中に、竜王(異能者の王)の再来が噂されて、彼らと旅に出るのがシーズン1である。
この竜王や冥王の説明があんまりされないまま、ラストまで行くので何のための旅なのかぼんやりとしてる。
万物から力を引き出す絶対力もよく分からず、なぜ女性しか使えないのか何ができるのかよく分からない。
説明をあえてしないのがシーズン1なのかは知らないが、基本の設定が空白のままなので盛り上がらなかった。
道中で仲間が離脱したり、裏切るのは面白いがその理由も不明確でなぜ仲間が裏切ったら仲悪くなってるのか分かりにくい。
最終的にはランドが竜王の再来と分かり、闇王を退けるがそのシーンも地味すぎるし謎が多い。
終始説明が少なく、描写が分かりにくいのが良くなかった。王道のファンタジーとしては面白い設定なのに、色々と惜しい。
シーズン1の最後では仲間が離れ離れになり、指輪物語を想起させたが比べようがないほど微妙な作品である。
シーズン2からが本編ならいいけど、シーズン1があれなら続きを観てる人も少ないだろうな。