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原作クラッシャーの象徴だった青の祓魔師アニメ一期を見た。

アニメの3期が始まったと聞いて見た。

あらすじ

主人公・奥村燐とその双子の弟・雪男は、神父・藤本獅郎に育てられ、修道院で暮らしていた。中学卒業から間もないある日、燐は「悪魔」の存在を知る。燐は悪魔の王「魔神(サタン)」が人間に産ませた息子であり、その力を継いでいた。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/青の祓魔師

大枠としてはサタンの力を受け継いだ燐と、双子の兄の影響で先にエクソシストになった弟がエクソシストの塾を通じて強くなっていく話だ。

アニメは半分以上をアニメオリジナル展開にしている。原作がまだ数冊しかない時点でアニメが始まったために、これようの物語を紡ぐしかなかったらしい。

昨今のアニメでは、オリジナル展開は酷く嫌われて人気の作品にそんなことをしたら炎上する。

アニメが力をつけた鬼滅の刃、最近話題の呪術廻戦は原作を丁寧に描くことで爆発的な人気を持つ。

しかし、青のエクソシストの時代2010年代前半はアニメは軽く見られていた。原作を売るための仕組み程度の扱いだったことを思い出す。

アニメオリジナル展開がひどい

特にこの作品ではオリジナル展開がひどい。日常回は可愛らしいが、後半がまるまるオリジナルだった。

仲間の1人が悪魔落ち、仮面の誰かに襲われる(元教師の妻)、雪男がパラディンになり祖父の元で悪魔落ち。燐が雪男の目を覚まさせて解決。

全てアニメにしかない展開と聞いた。

この展開だけなら、こういう話もあるよねって感じなんだけどアニメ二期ではここが『全て無かったことに』されている。

アニメ15話前後の、燐がサタンの息子とバレたところから原作に沿った話に移る。

当然アニメをきっかけにコミックスを買った人は怒ったという。その影響か二期はワンクールしかないし、3期まで数年間が空いた。

既にストックはあるので3期は丁寧に描かれているらしいが、自分のように初見だから最初から見直してる勢は繋がらないアニメに戸惑うだろう。

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