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【考察】ゼルダはなぜ『伝説』となったのか。【ゼルダの伝説スカイウォードソード】

この記事では、ゼルダの伝説スカイウォードソードが『ゼルダの伝説シリーズ最古の物語』と知った著者が、色々と調べて考察したものです。

ゲームはプレイしてないので、ゲームに関しては知りません。

大まかなストーリー

空に浮かぶ浮島スカイロフト。このスカイロフトの騎士学校で騎士を目指す青年リンクは、上級学年への昇進試験を兼ねた「鳥乗りの儀」に参加する。

儀式は優勝すれば女神様役である幼馴染のゼルダから大切なプレゼントが貰え、憧れの騎士への過程となる大事な日であった。

飛行中に黒い竜巻が突如2人を襲い、激しい暴風にリンクはロフトバードと共に飛ばされ、ゼルダは竜巻に飲まれ雲海の下へと消えていった。竜巻に飛ばされ薄れゆく意識の中で、リンクは自分に呼びかける謎の声を聞く。

リンクを導いた謎の人物は、この剣の精霊ファイであった。ファイはリンクに女神から授かった大いなる使命が、ゼルダを見つけ出す道に繋がると告げ、リンクに旅立つ事を促す。


スカイウォードソードの世界線はどこに当たるのか。

スカイロフトの人々の間では元来、雲の下には何もないと考えられていたが、ゼルダが雲の下へ落ちた事件以降、大地の存在が徐々に明らかになっていく。

本作はシリーズ中の時系列で最古の時代にあたる(それまで最古の時代とされてきたのは『ふしぎのぼうし』)。作品内では、これまで詳しく語られなかった退魔の剣マスターソードと万能の力トライフォースの誕生の経緯や、ゼルダがなぜシリーズ中で「伝説」として扱われるようになったのかが描かれる。


ゼルダとリンクは何者なのか?


女神ハイリアは「終焉の者」という魔族の長と激闘の末、封印しました。しかし、復活するとその時は世界の終わりだと考えました。

そこで女神ハイリアは2つの策を講じることとなります。

1つ目は、いずれ現れる勇者のために、剣の精霊「ファイ」を誕生させること、2つ目は、女神ハイリア自身が神を捨て、人間として生まれ変わることです。

「終焉の者」が世界を敵に回してまで欲したのは「トライフォース」と呼ばれる万能の力です。しかし、トライフォースは、神が造ったものでありながら神は使えず、人間でないと使えないということです。


※トライフォースとは

全てを創造し終えられた神々は、この世界を去られる時、自らの力を象徴する黄金の聖三角体『トライフォース』を残されて世界のすべてをおさめさせました。

ここから、過去の勇者の生まれ変わりが『リンク』、女神ハイリアの生まれ変わりが『ゼルダ』であることが分かる。

ゼルダは終焉の者の封印を案定させるために、永い眠りにつかねばならなくなる。

終焉の者を倒す日には、ゼルダを起こしてほしいとリンクに頼む。

ここから、ゼルダは数千年の歴史を持った伝説になる。


女神の血と勇者の魂を持つ者は、永久にこの呪縛から逃れられない

「終焉の者」は「マスターソード」に封印されて消滅しますが、この永久の呪縛に世界が呪われていきます。

その呪縛の最たる例が「ガノンドロフ」であり、勇者の魂、女神の血、魔族の呪いの戦いが繰り返される歴史となってしまいます。

※ガノンドロフ

女性しか生まれないゲルド族に100年に一度生まれるとされる男のゲルド族であり、掟に従いゲルドの族長となった。世界征服をたくらみ、リンクとの戦いで力のトライフォースの力を使って魔王ガノンとなった。


ブレスオブワイルドでは、厄災ガノンとして現れる。

これまで幾度となくハイラルを脅かしてきた魔王ガノンドロフ(ガノン)と同一の存在だが、人間であった頃の面影は全くなく、ただハイラルを滅ぼすためだけに暴れまわる憎悪と怨念の権化と化している。 

ブレスオブザワイルドは、一万年後の世界。そこまで経っても魔族の呪いと女神、勇者の争いは終わっていない。

ブレスオブザワイルドの続編で、そこに終止符が打たれるか…

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