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ここはみつぼし案内所│じゃああなたにはこちらをどうぞ〜

この記事は、Cluster Creator #1 Advent Calendar 2024 への投稿記事です。

昨日12/12はでんこさんの

明日12/14はおはよう真夜中さんの
ワールド運営について MusicBar"MoonLight"
という記事です!

今年もみっつとして無事アドベントカレンダーを書けていることにしんみりしています。
それではどうぞ。



みつぼし「次の方どうぞ〜」

???「こんにちは」

みつぼし「はいこんにちは。今日はどうされました?」

???「はい、実は……」

みつぼし「なるほど。バーチャル世界で暮らしていて、いろいろ作っているけど、なかなか自分の作ったもののレベルが上がっている感じがしないんですね」

???「はい…」

みつぼし「まず、なにか自分のなかに作りたいものがあって、それを作り出しているということ自体は素晴らしくて、尊いことですよ。誇っていいことです!」

???「モデリングソフトとか、開発キットとか、ツールは使えるようになって、いろんなものを作れるようにはなったんです。でも…。もっといい仕上がりにできるような気がしたり、自分にはできないことがたくさんあるのはわかっているけど、それが何なのかもわからなかったり、つらいんです!レベルアップしたいんです!」

みつぼし「わかりました。大丈夫です。そんなあなたにぴったりな秘薬がいくつかあるので、出しときますね!自分のペースで用法・用量を決めて、試してみてくださいね」


★★

今回の秘薬は、内容ごとに3つの種類があります。

①経験値効率を上げるもの
②短期間でちょっとレベルを上げるもの
③上限レベルを上げるもの

①は、ちょっとした気づきをくれたり、日々の制作などのサポートをしてくれるもの。
知っているとか、手元に置いておくだけで、簡単に生活に取り入れられて、日々意識することができるもの。学習装置だね。

②は、「これに取り組んだら、ちょっと成長を感じられると思うよ!」というもの。一発でたくさん経験値を貰えるので、メタキンって呼んでるよ。

③は、レベルアップをし続けられるように、自分のレベルの上限を高めるためのもの。
なんどもなんども見返して、毎回気づきがあるようなもの。
ぜひ目先のレベルアップだけじゃなくて、上限レベルを上げつづけよう。

 

★★★

▶モデリング

① 一生使えるサイズ事典 住宅のリアル寸法 完全版 を手元に置きながらものを作る。背景アーティスト導きの書 を読む。
一旦べべべっとスタンダードな知識を入れておくのと、違和感のないサイズ感で物を作る習慣をつけるのはかなり大事。作ったらVRでもサイズ感を確認しよう!

② 締め切りのある企画に、フルスクラッチで提出する。
1~2週間くらいは時間を割けるとよし。clusterお題企画などでもいいかもしれない。作り上げること自体を目標にするのがいいかも。時間が限られた中で全部自分で作ると、色々なものが見えてくる。

③ 散歩をする、旅行をする、美術館や博物館に行く。誰かが心を込めて作ったものや作る様子をたくさん見る習慣を作る、そういう環境を作る。
いいものに触れ続けるしかない。
(いきなり元も子もなくなってしまった感があるので何か思い出したり思いついたりしたら追記します。) 

 

▶視界効果、ポストエフェクト

Unityのドキュメントを一読しながら、ポストプロセスを使ったワールドを作ってみる
一旦全部パラメーター触ってみる。「こんな感じにしたいな~」を先に決めてから手を動かす。

みみみポストプロセッシング を入手して、改変する。
(流れるような宣伝。実際にワールドで使っているものから、直近ライブ演出で使ったものまで格納済み。)

③ Adobe Photoshop Lightroom で写真をRAW現像する。
デジタル一眼がいいけど、最近はスマホでもRAW画像を撮影可能。ポートレートではなく風景とか街の一角とか。
未加工写真の色合い・キレにとらわれずに、その写真を撮った瞬間に感じて、心の中に残っている空間の印象や空気感を強調するようなイメージをで加工する意識をしてみるとよい。

 

▶照明

① 椎名林檎・東京事変のライブ映像を観る。
公式再生リストをどうぞ。

② 実際になにか一曲、照明演出を付けてみる。
数十秒の短い曲でも、5個程度の少ない照明でもいい。

先日ご協力させていただいた歌枠 の準備Unityシーン


照明のアセットはこちらがおすすめです。いつもお世話になってます。

 

③ 実際にライブを観に行く。
できるだけどでかいやつ。

 

▶構図

① この記事を読む

② たくさん写真や動画を撮る。
リアルでもバーチャルでも。
動画を録った場合は編集して画の繋がりを意識してみる。

Vision ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図 を読む。
何度も。そして直後に何か映画を観たりするとなおよい。

 

▶アニメーション

 このプレイリストを見る。

② なんでもいいので自分で動きを付けた制作物を作る。
作ってみると違和感だらけになってしまうのに気づける。
色々こねてて、ちょっと違和感がマシになった瞬間にも気が付ける。

  

③ このプレイリストを見る。

基本にして王道な気がしている。

 

▶世界観

① 世界観の作り方 アイデア出しからデザインまで わかりやすいコンセプトアート入門 を読む。

② 作る前に設定や背景にある色々をひたすら考えてから、ワールドや小物などの制作を行ってみる。

③ 自分だけが感じているものは何か、考える。
この項目がこの記事で一番悩んだので最後になってしまいました。書きぶりもちょっと変わってしまってすみません。
でもなんとなく、これに尽きるような気がしました。
他の人の作るものを見ることで、世界観の輪郭を整えて、表現するための形にするプロセスやその見せ方などは学べるかもしれないですが、
その中身については、自分の中にある物を探すしかないのかなと思ったりしています。
日記を書くとか、信頼できる誰かに感じていることを話して聞いてもらうとか、逆に全く知らない人に話してみるとか、そういうことを繰り返して自分が感じていて、誰かが作ったものでは満足できない、自分で作るしかないものを見つけていくのかな・・・。とか思いながら、私も過ごしています。

 

☆☆☆

できることは増やしたいし、作ったもののクオリティも高め続けたいものだな・・・。と思っていたときに、ふと今回の記事で言うところの①②③をバランスよく摂取するのがよさそうだなあ。と思ったので、振り返りと自戒も兼ねて色々まとめてみました。

色々思い返しながら、直接的・間接的に制作に使えそうな領域をピックアップしてみたものの、正直紹介しているものが適切かは分かりません。
でも一応これまでの自分が摂取したものベースで、『ほんとはこれは秘伝の書的な扱いで、わざわざおおっぴらに人に教えたくないくらいまであるな~』なものを出しました。

以上です。

 
一応音楽の項目も作ったものの思想が出てしまったので却下しました。
最後におまけで添付します。

▶音楽

① 上原ひろみの音楽を聴く
② 上原ひろみの音楽を聴く
③ 上原ひろみの音楽を聴く

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