仕切り直しの40周年

今日は久しぶりに聖子ちゃんの話題。今年は聖子ちゃん、デビュー40周年プラス1。昨年が40周年だったが、残念ながらコロナのせいでコンサートツアーが中止となった。私は昨年のコンサートのチケットをキャンセルせずにそのまま持っていた。先月の終わりに今年のコンサートの日程が発表され、私のチケットはそちらへ自動的にスライドされた。40周年の仕切り直しだ。

つい最近、YouTubeの公式チャンネルで『青い珊瑚礁〜Blue Lagoon』がアップされたが、そのMVの中で、聖子ちゃんは“40年ぶりの聖子ちゃんカット”を披露している。まあ細かいことを言えば、デビューしてからしばらくは聖子ちゃんは聖子ちゃんカットだったので、40年ぶりは少し大袈裟かと思うが、来年還暦を迎えるとは到底信じられない変わらないあのかわいさはホントすごい。聖子ちゃんのデビュー曲が『青い珊瑚礁』だと思っている人が結構多いが、あれは2曲め。デビュー曲は『裸足の季節』、資生堂の“エクボ洗顔フォーム”のCM曲だった。聖子ちゃん本人はCMに登場しない。何故なら、聖子ちゃんにはエクボが無かったからだと言われている。

聖子ちゃんの曲は、その後もCMに多数使用されたが、中でも私のイチオシは84年カネボウのCMソングになった『Rock'n Rouge』、聖子ちゃん自身がCMに登場した。私が聖子ちゃんのシングル曲の中で一番好きな曲だ。ずーっと前に、ある番組で、阿倍サダオさんがやはり一番好きな曲だと言って、歌っているのを見た。誰が歌っても良いものは良い。作詞・松本隆さん、作曲・呉田軽穂ことユーミン。イントロからワクワクする。資生堂とカネボウ、日本の二大化粧品メーカー、ライバル会社両方のCMソングに起用されるなんて、やっぱり聖子ちゃんはすごい。一説には、資生堂のCMには歌だけで顔が出なかったことで資生堂のイメージが付かなかったことが幸いし、その後カネボウのCMにも起用されたのではとも言われている。

春になるとスピッツが聴きたくなる、分かる。と同時に私は『Rock'n Rouge』も聞きたくなる。バリバリの春の曲。え、そうだっけ？そうだよ。よく聴くと、「Pure Pure Lips」の部分のアレンジでは春風が吹いて小鳥の囀りが聴こえる（気がする）。それにちゃんと歌詞にも出てくるよ。

花びら色の春にI WILL FALL IN LOVE

ってね。