巣立ちの日
卒園の日。
先生からの最後の素話。
金色の鹿。
言語造形で語られたそのお話は、
愛とは何かを、
無意識のうちに
子どもたちの精神に刻むような、
胸に染み入る語りでした。
そのお話を聞いている
子どもたちの表情が、
ああ、真実って
こういうことなんだと、何も言わずともわかる。
お話を聞きながら、自分の心の奥と会話しているようなとき。
心に染みる時間を
過ごさせてもらいました。
最後のお祈りのとき。最後のことば。
「わたしのまわりには 愛だけが あるのです。」
毎日毎日このお祈りを繰り返してこれたことは、ありがたく幸せなこと。
そして、それはこれから先も親であるわたし自身が、子どもにしてあげられること。
その想いで家族、自然、地域社会とつながって生きることができるという学びを私たちに贈ってくれた「こびとのおうち」
ありがとう。
全てのことに
ありがとう。
今日は歓びの一日。
春休みを経て、
新しい小学一年の扉を開きます。
ドキドキとワクワクを胸に、この期間を楽しみに過ごす子どもたち。
あなたたちの歓びが
私たちの幸せです。
卒園、おめでとう。
文:momo
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