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あたたかな血の通う学びを
9月からのmitteの読書会では、ルドルフ・シュタイナーの「普遍人間学」を読んでいきます。
前回までのミヒャエラ・グレックラー氏の「両親の問診時間」は、具体的な日常生活の中で夫婦や親子の関係性をアントロポゾフィの観点から学びました。
今回は、そのアントロポゾフィを提唱したシュタイナー自身の著作を丁寧に読み進めていきます。
わたし自身、初めてこの本を読んだときは、びっくりするほどチンプンカンプンでした。。
だからこそ、ナビゲーターの諏訪耕志さんとともに、「みんなで読む」ということを通して、ことばの意味、やアントロポゾフィの本質に触れることができたように思います。
私たちが生まれたこの世界、この地球、人間という存在、また自然そのものについて、「問い」を持っている方はたくさんいると思います。
私自身、その「問い」の答えを探すのに、たまたま出会ったのがシュタイナーのアントロポゾフィでした。
でも、シュタイナーだけが正しいとは思っていませんし、同じように世界中には「世の真」を感じている人、ことばにできる人、本にしている人、たくさんいます。
むしろ、きちんと学んでいけばいくほど、「ことば」や「表現」は違えど、ぞれぞれが大切にしている「普遍的なものは同じだ」ということに気づいていくのです。
そのときにこそ、本当に人と人のこころに、あたたかな血が通うような、喜びを感じます。
諏訪さんがシュタイナーのこころの暦を訳された中で、心に残ることばありました。
願はくば、人が、
世の「ことば」を、
生きとし生けるものたちの「ことば」を、
海の「ことば」を、
風の「ことば」を、
大地の「ことば」を、
星の「ことば」を、
子どもたちの「ことば」を、
聴くことを!
世界から私たちにいつもいつも 降り注がれている 「ことば」を聴くこと。
それを、シュタイナーはどんなに願っていたのでしょうか。
その「ことば」を、一緒に聴いてみませんか。
人間の秘密がたっぷりとつまった1冊の本を、仲間とともにゆっくりと読み進めていきませんか。
シュタイナーの世界観を知りたいという方ははもちろん、まったく知らない方でも、誰でも、どうぞお気軽にご参加下さい。
以下、講師の諏訪耕志さん(ことばの家 諏訪 主宰)の 「普遍人間学を読む」への案内文です。
人は、誰かに育てられて、人になります。
お父さんも、お母さんも、近所のおじさんも、おばさんも、みんな人は、誰かに育てられてきたのです。
むかしは、その人の育て方というものを、暮らしの知恵から、ご先祖様の教えから、おのずと導き出してくることができました。
いま、わたしたちは、そういう昔ながらの知恵を見失ってはいないでしょうか。
このルドルフ・シュタイナーの『普遍人間学』は、そういう知恵の宝庫です。
そこでは、自分自身の考える力、感じる力、欲する力を、磨いて行くことを学びます。
人は、自分自身のこころの力を磨いて行くことで、昔から引き継がれてきた「人の育て方」「自分自身の育て方」に必ず再び辿り着くのです。
この秋から、ご一緒に、そんな人間学を学んでいきませんか。
シュタイナー教育は初めて、という方も、どうぞ、奮ってご参加ください。
お待ちしております。
「ことばの家 諏訪」主宰 諏訪耕志
日時:2019年9月9日(月)10:00〜12:30
(基本毎月第2月曜日に予定しています)
場所:和歌山県岩出市内(申し込み時にお知らせいたします)
講師:諏訪耕志(「ことばの家 諏訪」主宰)
参加費:3500円(月謝制)
※本は、精巧堂出版からの 鈴木一博訳『普遍人間学』 を使います。お買い求めの上、ご持参ください。
https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0031
お申し込み、お問い合わせは
mitteno20@gmail.com または、
mitteの庭 ホームページ https://peraichi.com/landing_pages/view/mitteno20
お申し込みフォームまで。
文:momo