マリノスとランスタッドとダイバーシティを学んできました。
常にマリノスに絡めたお仕事を模索しているわたしですが、今日は直接的な業務ではなく学びのレポートです🙂
導入
障害福祉分野の片隅でひっそり働くわたしです。世に障害者雇用を進める役割もあり、かつ自社で障害者雇用を進める役割もあり(まあ経営会議?メンバーでもあるので…💦)、さりとてなかなか簡単に進むものではない。
で、学びの場に来ました。
今日は、弊社の障害者雇用を進める視点での学びです。主催は障害者雇用にも力を入れている世界最大級の人材派遣会社であり、横浜F・マリノスを力強く温かくサポートしてくださっているランスタッドさん。
……マリノスのパートナー企業だから来たわけではありません業務上のニーズによるものですええもちろんです。
講師はランスタッドの業務管理本部長の伊藤規子さんと、Jリーグ初の知的障害者チーム 横浜F・マリノスフトゥーロの立ち上げから関わっているコーチの小山良隆さん。
……いやマリノスだから来たわけではありません業務上のニーズによるものですええもちろんです定期。
ノベルティの歓喜
セミナー会場に着くと、なにやら頂き物が…
先日9月28日のランスタッドさん三角くじ引きブースでゲットした付箋と、ゲットできなかった巾着!
巾着は、ランスタッドオフィス観戦会での「ノベルティのデザインをみんなで考える」という企画で、ウチのグループが提案したアレ。なので、絶対に欲しかったの~! 超嬉しい!🥺(註:お仕事です)
4人程度のグループに分かれて着席する形式でしたが、お隣のグループの方から、ノベルティを手に「ランスタッドってマリノスのスポンサーなのかな?」との声。
大興奮。
そうです! マリノスを物心両面から力強く温かくサポートしてくださっているパートナー企業ですっ!(註:心の声)
様々な企業の方がいらしているビジネスセミナーでマリノス関連ノベルティを配付してくださるのは、とってもありがたいことですね! ここからうっかり新たなパートナー獲得につながるとよい
本編:マリノスフトゥーロ
※マリノスフトゥーロの紹介は、ここでは割愛します。下記リンクをご覧ください。
※また、資料はシェア不可なので、ここでは心に刺さったポイントを紹介。
メンタルサポートコーチを置き、選手だけでなく保護者のフォローもしている。
選手個々に合わせた目標設定をし、その積み上げがチームの目標になるようにしている。個と全体のそれぞれの目標につながりを持たせる。
(当然といえば当然だけど…ウチの部署でも、障害のあるなしに関わらず全員とそこを握れているかというと…)(本人の反応が)障害特性なのか、本人の性格なのか、見極めが大切。
働きかける側と受け取る側のズレをなくすためには、(働きかける側が)場数を踏み、コミュニケーションを取ることが重要。
「常識で」「普通は」「一般的に」というアンコンシャス・バイアスはズレを生む。
※これも障害のあるなしに関係ないので、たとえば文字言語でアンコンシャス・バイアス含みの話題を出すときは敢えて「この場合の『ふつー』は」などと表記し、その判断はほんとうに言語化しなくても共有できてる?という注意喚起をしたりするわたしです。
本編:ランスタッド
※こちらも刺さったポイント抜粋。もっと基礎的かつ大切なこともたくさん紹介されていました。
労務・契約事務の集約部門で進めている障害者雇用では、業務の細分化と小グループ担当制をとっている。
※小グループ=複数人で担当するため、障害特性上の急な休みにも対応しやすいし、属人化もしにくい、と。なるほど!業務フォローは、業務事務ごとに質問を受ける担当者(障害のないひと)を決めている。一人に負荷がかからないのと、同じ案件でも訊く人によって答えが違うので悩む、ということを避けるため、と。なるほど!
まとめ
自惚れ厳禁ですが、一応、障害福祉関係のお仕事も長く、なんなら障害理解・普及啓発を進める側にいるわたしには「そうそうそうですよねー」みたいなところもたくさんありました。
そのあたりのポイントは、まだ障害者雇用をあまり進められていないという企業の方々にとっては、むちゃくちゃ良いセミナーだったのではないかな!🙂
もちろんわたしにとっても、なるほど参考にしようと感じた点はたくさんあったので、良い学びになったなと、嬉しく思っています。
よくわからないから雇えない、とか、よくわからないまま雇っちゃったから困っている、とかいう事案も世にはたくさんあると思うので…そうしたことがなるべく解消されていくと、雇用者・被雇用者ともにしあわせになれる。そんな社会に近づく一歩が、マリノスのパートナー企業から発信されたことに喜びを感じます。
そう!
そうなの!
そうなのよっ!
冒頭で司会の方がお話ししてくださった。
なぜランスタッドの障害者雇用推進セミナーで、講師が横浜F・マリノスなのか。
この領域に居て、マリサポで、ランスタッド大好きっ子になっているわたしとしては「サッカークラブのスポンサーであるメリット」を更に越えた価値観の共有・協働を明言してくれた、この冒頭メッセージを聴いて、うれしさのあまり泣きそうになったよ。
ということを、今回の締めとして送ります。
障害のあるなしに関わらず、誰もが支え合える社会を、みんなでつくれますように!
余談
お仕事で来たので、ひとりのビジネスパーソンらしく、マリサポらしさは消してですね…
無理だった。
あと、講師の小山さんとは以前から面識があったのですが、小山さんの方から挨拶してくださり(本来はこちらから挨拶すべきところ!申し訳ないです!)、そのつながりでマリノスの皆さんの方から挨拶してくださり(本来はこちらから挨拶すべきところ!申し訳ないです!)
け、消せない…トリコロールの気配は消せない…