横浜FC 大分戦の感想 2022/3/6
〇試合の感想
・3試合通じてだが、前半の入り15分は相手のペースとなっている
ガチャガチャしていて馴染むまでに15分かかっている印象を受ける
何が原因かはわからないが失点という結果が3試合目で出た以上、改善する必要があろう
失点の起点となった中村拓は問題ない。全体的にバタバタしており、それを改善する必要がある
・長谷川がベンチ外となった。その影響で今までの長谷川のポジションエリアを攻撃時有効に使えていない。
長谷川がいるとタメができたり、前線へのクロスなど攻撃で起点となっていた
長谷川が出れない時の他の選手の特徴を生かす練習をすべきである
長谷川と同様の役割ではなく、その選手の特徴を生かす選手間の理解の浸透が必要である
→これは長谷川だけではない。今出ている選手が怪我等で出れなくなってもしっかりと試合までに他の選手が出てもパワーや戦術が上手く出るようにしなければならない
その点、翔さんは翔さんの特徴を活かすプレーが出ていた
・ポジションやフォーメーションの変更が3試合とも試合中に行われている。非常に良いことである。
新しいことにトライしており、試合試合で出来や状況が変わっている。
選手の動きや役割を固定化すればするほど、試合通じてのパフォーマンスは安定するだろう
しかしそうすると選手の成長やチームパフォーマンスは高みには到達できない
固定化すれば、選手の100の能力に対し90のパフォーマンスを安定して発揮するだろう
変化に富めば、選手の100の能力に対し60~120のパフォーマンスが状況状況で発揮されるだろう
平均すれば、両者ともに90のパフォーマンス
だが、重要なのは、前者は100の選手能力(チーム力)が低下していくのに対し、後者は能力(チーム力)が高まっていくのである
まだシーズン序盤である、勝ち点も意識しつつ、より高みに進む為にトライし続けるべきである
他
・交代選手の活躍が連勝を支えていることは間違いない。これを継続する為には日々の練習の質なんだと思う。
〇小川
シュート意識が改善したのは非常に良かった。ただし、フォーメーションやポジション変更があったせいか、守備の貢献度が下がったように思う。
〇翔さん
中央に落ちながらの展開が翔さんの役割であったように思う。気になるのは守備でのプレッシャーのかけ方。
徐々にスピードにのってプレスを真正面からかけているが、相手からは予測され準備しやすく効果的でない。
翔さんの身体的特性特徴を鑑みながらもっと効果的な守備の仕方を模索すべきである
〇コースケ
いまいちであった。やはりボランチに戻すべきで、長谷川の代わりは他の選手で模索すべきである。
せっかくの好調が落ちてしまうことを懸念している。
〇高秀
守備強度は良いのだが、やはりこのサッカーに順応できていない。ボランチはスムーズなパス回しが大前提である。
インパクトプレーヤーとしている方が勝利への貢献は高いはず(守り勝ちたい時、試合中の怪我対応)
〇手塚
非常に良いプレーだらけであった。自分がチーム戦術の心臓である自覚を感じる。
〇ゼイン
好調を維持している。開幕戦は慣れていないようなプレーが散見されたが、試合を重ねる毎に自信が出てきており、またさらにプレーの質を向上させようという貪欲な向上心を感じる。
〇高木
安定したプレーを続けている。全く悪くない。このまま好調を維持し続け、反省と改善を重ね、試合の流れや位置取りなどより巧みなプレイヤーになってほしい
〇中村拓
守備は非常によく改善された。攻撃は山下へのアシストにある通り、すでに良い。守備の安定度を高めていくことでより選手としての価値は上がっていく。
次戦も守備に注目していきたい。
〇岩武
素晴しいの一言。3試合すべて素晴しかった。結果を残し続け、「自信」を「確信」に変えてほしい
〇中塩
一対一の対応で気になるプレーが散見された。増山につきすぎてかわされ独走されたり。自信の持てた守備は継続しつつ、徐々に苦手なプレーを改善してほしい
ヨモさんサッカーではパスセンスが重要であり、今後も継続起用されていくだろう。さらなる成長を!
〇ブロ
前回の試合(長崎戦)感想で書いた通り、スーパープレーを出す選手である。それを出すようにトレーニングしていくことが重要である。
スーパープレーを出すようなマインドになるとプレー全体の質も向上しているように感じる。