#18 昨日の事

昨日


20年間勤めたLIMでのサロンワークを終了した

年始にメンバーにいただいた

永遠のディレクター賞(#8 参照)

その時が

自分がここでのしごとを終えるという

絶頂の実感を得ていたので

さほどの感極まる事無く

いつも通りにサロンワークを終えた


その後


メンバーみんなが集まってくれて

派手な飲食は出来ないけれど

最後に労いをしてくれた

普段はフロアに腰をつける事は無いけど

総勢40名程のメンバーみんなで

フロアに腰をかけ

少しばかり語らう事になった



僕の同期が考えてくれた事


送別会で手紙を書いたり、
飲みに行ったりではなく、

離れるという

今まで当たり前にあった状況から
一つのパーツが欠けるという事に

どの様にここまでやって来たのか?

という最後の本音の質問会


僕たちのBOSSがいつも船に例えて話をしてくれる物語

リムが向かう航海に

メンバーが静かな夜の海の上で
甲板に集まったイメージ

そこから

小さな船で

自分の航海をする
僕が最後にみんなに打ち明ける話

沢山の話をさせてもらった

メンバーから
こんな質問が

"航海中に船を降りたくなる大きな波はありましたか?"


大きく

2つの波の話をした


一つは

"人を育てるという事を学んだ事"

それは

東京立ち上げで
お客様がゼロの状態からスタートした時の話

明日の予約を埋める為に
朝から夜までフライヤーを配った話

それは努力と気合いの話だけど
その裏の話

明日の予約を3人は埋める事

これを課したのは
海外のCOO

毎日朝から晩までフライヤーを配り明日の予約を埋める

明日の予約が無ければ
家に帰れない様な状況
クラブに行ってまでフライヤーを配った

そんな中
指揮をとるCOOといえば
家でくつろいでいる(ように見えた)

そう

当時スタッフ6名で一軒家共同生活をしていた

現場メンバーは毎日頑張ってるのに
なんでCOOだけくつろいでんねん!

そう感じる思いが積もり。。

COOを呼び出し

その思いをぶちまけた

その返答が

"俺の為にやってるならすぐやめた方が良いよ、
自分の為でしょ?"

その時は

そうやけど、、
と思ったが

後輩が増えていく中で
その言葉の凄みを感じていった

後輩の為に鬼になる精神力

くじけそうだと寄り添いたくなるとこも
決して寄り添わず
その子の事を信じ抜いて
ミッションを遂行させる

教育者にとってこれほど難しい事は無いと思う

人の為に出来る事

この精神に気づいた時
一つ目の波を乗り越えた

2つ目の波は

"良い流れに乗りながらも自分のやりたいを大切にする事"


東京立ち上げから

異常なまでの頑張りは身を結び
沢山の仕事と人が集まってきた

結果

東京2店舗目もあっという間に出来、
その際には
2店舗のディレクターにも就任

自分で掴んだというよりは流れに乗っている感じ

その役が何かもわからぬまま

役職がつくと

さらに仕事での信頼を得る事ができた

そんな中

ディレクターという役職の仕事

環境を作ったり
人を育てたり
飽きない仕掛けを作ったり

マネージメント業

この役がなんとも難しい事、難しい事

自分の好きであればまだ出来るものの
人を引き立てる事が仕事

やりがいはあるが

どんどん自分がやりたい事も膨れあがってくる

結果

サロンワークを休業し
学校に行ったり

今現在自分のお店を作るきっかけになっているが

しっかりとその環境での波に乗り結果を出しつつ
同時に
自分のやりたいを叶える努力をする事

いざやりたいが爆発した時に
周りも認めてもらい、応援されつつ

自分のやりたいも叶える事が出来るという事

この2点が

大きく語らしてもらった内容。



そして


今回立ち上げる

コンセプトや、店名なんかの詳細も

直接


しっかりとみんなにお伝えする事ができた。


密山

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