防災グッズに向いてない意外なモノ
防災セット、準備してますか?
わたしは、最近少しずつ揃えはじめています。
そこで今回は、防災グッズに向かない意外なモノと、その対策をご紹介します。
バッテリーは防災グッズに向いていない
防災グッズに向いていないもの・・・それは、バッテリーです。
懐中電灯やスマホの充電など、最近では充電式のバッテリーを使った防災グッズがあります。
でも、バッテリーは、防災に向いていない特徴があるんです。
①劣化する
ひとつは、劣化するということ。
スマホのように毎日使用・充電を繰り返すわけでないにしても、知らない間にバッテリーは劣化していきます。
何年も使わず、使おうとしたときに「バッテリーが劣化していて使えない」なんてことにもなりかねません。
これは、防水グッズとしては結構な不安要素です。
②つねに充電しておく必要がある
そしてもうひとつは、バッテリーは充電しておく必要があるということ。
当たり前ですね(笑)。
でも実際、防災グッズはいつ使うかわからないものなので、いつでもつねに適切に充電しておく必要があります。
これって、結構難しいものです。
懐中電灯に使える電灯などでは、「常時充電しておいて、非常時にそのまま持っていける」というものもありますが、結局、これでは日々スマホと同じように充電と使用を繰り返すことになるので、バッテリーの劣化が進んでしまいます。
では、防災グッズはどうすればいいのでしょうか?
答えは乾電池のローリングストック
答えは簡単、電気を必要とする機器は乾電池で使うものにして、乾電池をローリングストックしておけばいいのです。
ローリングストックとは、食品でもよく使われるやり方ですが、一定の在庫を持っておいて、古いものからすこしずつ消費していく・・・というもの。
この「一定の在庫」を、防災用に使えばいい、というわけですね。
ただこれも、乾電池ならなんでもいい、というわけではありません。
じつは乾電池にも賞味期限のようなものがあって、保存期間・使用できる期間が決められています。
当然、どこでも手に入る市販品は使用期間が短いので、バッテリー同様、「いざ使いたくなったときに使えない」ということも起こりえるので要注意です。
そこでおすすめするのが、Amazonベーシックの乾電池。
値段も安いうえに、保存期限が10年もあるスグレモノ(他の製品だと、保存期間5年でも高いものが多いです)。
これを普段使いしつつ、多めに買っておけば防災グッズにもなる・・・一石二鳥の乾電池です。
防災グッズをとくに揃えていないという人でも、乾電池だけでも防災対応しておくのはいかがでしょうか?