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絶望から未来へ:しくじりを力に変える物語



「何をやってもうまくいかない。」
そう思い込んでいた日々がありました。

夕焼け空の下、一人歩く帰り道。

地面に伸びた自分の影をぼんやり見つめながら、「どうして自分ばかり」と思う日々。

誰にも言えない孤独や苦しみが、胸の中で渦巻いていました。

けれど、振り返ってみるとそのすべてが、今の自分を作るための試練だったのです。


喧嘩と孤独に明け暮れた小学生時代

私の小学生時代は、まさに「戦場」でした。

いじめられる前に威嚇する、それが生き抜くための唯一の方法でした。

いつも拳を握りしめ、誰にも負けないように見せかける――そんな毎日でした。

ある日、先生に「小学生らしい服で来なさい」と注意された瞬間、心がバラバラになる音がしました。

父の作業着にアロハシャツ。それしかなかったのです。

悔しさで体中が熱くなり、どうしようもなく手が出てしまったあの時、「時限爆弾みたいな子やね」と言われた言葉が、私をさらに孤立させました。


中学生活と家族の影響

中学の入学式に、久しぶりに母の姿を見つけた時の嬉しさ――それは今でも鮮明に覚えています。

というのも母は、小学生の頃に家出していました。ずっと祖母と暮らしていました。

うれしかった気持ちもこの一言で一変します。

「制服代の借金を作っちゃった」という一言が、胸に刺さるように響きました。

父が定職に付かないばかりに生活は苦しくなり、電気もガスも止まる日々。

家に帰るたび、薄暗い部屋に自分の影だけが映る。

その状況の中で、私は学校でもますます荒れていきました。

誰かに「分かってほしい」と叫ぶ代わりに、攻撃的な目つきで周囲を睨みつけるしかなかったのです。


高校受験と退学の絶望

「ここから変わりたい。」その一心で挑んだ高校受験。

貧しい中でも勉強だけは必死に頑張り、公立高校に合格した時は涙が溢れました。

けれど、学費が払えない現実にぶつかり、退学を余儀なくされました。

退学を告げられた日、自分の人生が完全に閉じたように感じました。

誰に怒りをぶつければいいのかも分からない。

ひとり布団の中で、ただ虚無感だけが覆いかぶさってきました。


光と挫折:競艇選手への夢

そんな暗闇の中、父が連れて行ってくれた競艇場で初めて心が震えました。ボートを操る選手たちの姿は、まさに光そのもの。

風を切り、水しぶきを上げながら進む姿に、「自分もあの舞台に立ちたい」と新しい夢が生まれました。

夢中で試験を目指しましたが、身長制限という壁が立ちはだかり、その道も閉ざされました。

「何をやってもうまくいかない」――この言葉がまた心に根を下ろし始めました。


挫折から得た学び

今だからこそ言えることがあります。

数え切れない失敗と挫折が、私を「しくじり社長」として新たな道に導いてくれたのです。

挫折は、それを乗り越えた先に必ず学びを残します。

そして、その学びは、誰かの人生を照らす光になれるのです。


あなたへ伝えたいこと

もし今、あなたが挫折や苦しみの中にいるなら、それは新しい自分に出会うためのプロセスかもしれません。

私がそうだったように、どんなに暗い夜でも、必ず明ける朝が来るのです。

☑️大切なのは、立ち止まらないこと。

☑️小さな一歩でも、確かに未来へとつながっていることを信じてください。

(同)

私たちは、どんなしくじりでもやり直せます。

「気づけば、それでいいんだよね。」

そう思える日が、きっと来るはずです。

一緒に、少しずつ進んでいきましょう。



最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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