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カモン、アイリン 16

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 朝、目を覚ますと僕のとなりにアイが眠っていた。
 アイの寝顔。アイの寝息。
 それは抜け殻じゃない。アイは生きている。アイはアンドロイドじゃない。人間だ。
 朝日の中で、彼女のぬくもりとやさしさに包まれている。
 僕はしあわせな気持ちになった。

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