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絵本作家としての基本とキャリア構築おすすめ5冊!
自分の体験を交えて
絵本作家を目指すには、創造力や技術だけでなく、絵本の制作や出版の仕組み、キャリア構築の方法を理解することが重要です。私自身が絵本作家を志した頃、どこから始めればよいのかわからず、何度も試行錯誤を繰り返しました。その中で、実際に役立った学びと書籍を紹介します。
1. 絵本作家の第一歩:ストーリーとテーマの重要性
絵本作家としての基本は、良いストーリーを作ることです。私が初めて描いた絵本は、子どもたちに「想像力の大切さ」を伝えることをテーマにしました。しかし、最初に書いたストーリーは散漫で、絵と文章のバランスも悪かったため、読者には伝わりにくいものでした。
そこで取り組んだのが、「物語の基本構成」を学ぶことでした。この際に参考になったのが以下の書籍です。
おすすめ書籍①
これを読めば「絵本作家」になれる絵本の作り方の教科書: 物語の基本・構成・面白さを解説
著者: ユウトモ
この本では、物語の基本構成やストーリーを面白くする方法が具体例とともに解説されています。
私自身、この本を参考に、自分の物語に「起承転結」をしっかりと取り入れ、テーマが明確になるように改稿しました。
2. 出版の仕組みを知る:夢を形にする道筋
ストーリーが完成した後、次にぶつかった壁は「どうやって出版するか」でした。出版社に持ち込む、コンペに応募する、または自主出版の道を選ぶのかなど、多くの選択肢があります。
私の場合、初めての絵本を電子書籍として自主出版することを決めました。その際、出版の具体的なプロセスを学ぶために役立ったのが以下の書籍です:
おすすめ書籍②
誰でも出版できる絵本作家入門: 30日で出版する方法
著者: ののはらせいこ
絵本の作り方から出版手続き、電子書籍として公開する手順が丁寧に書かれています。
私はこの本を参考に、Amazon Kindleでの電子書籍出版をスムーズに行うことができました。
3. 業界を知る:絵本作家の役割とキャリア構築
絵本作家として活動を続けるには、単に作品を作るだけでなく、業界の流れや絵本作家としての役割を知ることが重要です。私が初めて出版社の担当者と話した際、「なぜこの絵本を世に出したいのか」を説明する必要がありました。この経験から、絵本作家の使命や業界の構造についての知識が必要だと痛感しました。
おすすめ書籍③
絵本作家になるには (なるにはBOOKS)
著者: 小野明、柴田こずえ
絵本作家として必要なスキルや業界の現状、具体的なキャリアパスがまとめられています。
この本を読んで、私は絵本作家として「伝えたいメッセージ」を明確にし、業界の期待に応える準備を整えることができました。
4. プロの視点を学ぶ:現場でのリアルな経験
絵本作家としての活動には、実践的なスキルと継続的な努力が必要です。私自身、初めて出版した絵本が思うように売れず、落ち込むこともありました。その際、「どうすればプロとして認められる絵本を作れるのか」を考えました。
おすすめ書籍④
プロの絵本作り1: 本気で絵本作家を目指す人に (ホテルの本棚)
風木 一人
プロとして求められるクオリティや具体的な制作プロセスが詳述されています。
この本を参考に、私は絵本のストーリーだけでなく、イラストの統一感やページ構成にも重点を置くようになりました。
5. 絵本作家の仕事を持続可能にする方法
絵本作家として生計を立てるのは容易ではありません。そのため、作品の販売や収益化の方法を学ぶことが不可欠です。私の場合、SNSやウェブサイトを活用したプロモーション活動も重要な要素となりました。
おすすめ書籍⑤
絵本作家という世界(改訂版): 創造を仕事にして生きていくためのキャリアプラン (就活生のための業界・職業研究『60分で学ぶ、選ぶ、進む』
著者: 鎌田佳秋
絵本作家としてのキャリアを築くための長期的な戦略を提案しています。
この本を通じて、私は絵本の制作だけでなく、自分自身を「ブランド」として構築する重要性を学びました。
まとめ:絵本作家への道を歩むために
絵本作家を目指すには、物語の創作だけでなく、出版の仕組みや業界の知識、プロとしてのスキルが求められます。今回ご紹介した5冊の書籍は、私自身が挑戦の中で得た知識や経験をさらに深め、次のステップに進む助けとなったものばかりです。
これらの書籍を活用しながら、一歩一歩着実に夢に向かって進んでいってください。絵本作家としてのキャリアは簡単ではありませんが、努力と工夫次第で大きな喜びをもたらしてくれる仕事です。
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