ニュージーランドトロフィー(2022)の振り返り

レース結果

6.ジャングロ→1.マテンロウオリオン→リューベック

予想結果

△→▲→△で外れ。
完全に縦目、本命だったティーガーデンは直線でジリジリしか伸びずに5着…難しい!

レース展開から。
1200で2連勝中だったジャングロがすんなりとハナヘ。1200でも逃げれる脚を持っているので、ここはスンナリ。リューベックやサーマルウインド、エンペザーあたりが競りかけるかなと思ったのだが、武豊騎手が逃げたこと、スタートから早い馬がいなかったことで、楽に逃してしまった。ペースも絶妙で、4ハロン前半46.8秒ー後半46.7と前後半の差が0.1秒。さすがの逃げでした。

1着だったジャングロ、上記に書いた通り武豊騎手の絶妙なペースでの逃げで、まんまの逃げ切り。1600で距離がどうかと思ったのだが、持ってしまったというか、持たせてしまった。オーナーの藤田晋さんの初重賞勝利ということで、めでたい記録もついてきた。おそらくNHKマイルに出てくるだろうが、さすがと本番では同じ騎乗は難しいと思うので、冷静に判断したい。

2着のマテンロウオリオン、唯一の重賞勝ち馬で、休み明けともあれば、この前哨戦の内容は悪くなかった。スタートも遅れることなく、ずっと出たものの、道中は中団7番手あたりまで下げての競馬。おそらく横山典弘騎手が使える脚を計るための競馬だったと思う。見事に上がり最速で差してきて、アタマ差届かずの2着であれば、十分。
馬体重は±0kgだったものの、休み明けを感じさせるパドックだったので、これを使って本番は楽しみになった。

3着だったリューベック。こちらは初のマイル戦で、やはり周りの速さについていけず、追走に手間取っていたような感じ。しぶとく脚を使うタイプなので、今回のペースにあった感じで3着に残った。ただ、本質的にはやはり1800以上が合ってそうなので、どこに使われるかわからないが、展開面などを考えて予想に組み込みたい。

他で次走以降も買いたいのは、本命だったティーガーデン。この馬はスタートが遅いので、とにかくそこを改善してもらいたい。身体的には緩かったところが今回-12kgと減って、引き締まってきていたのでいい感じと思ったのだが。ルメール騎手のコメントでもあったように、いまの中山の少し荒れ気味の馬場が合わなかったということなので、やはり東京競馬場で綺麗な馬場のときに見てみたい一頭。

以上