優駿牝馬・オークス(2022)の予想

いよいよオークスですねぇ。
このレース当たった記憶があまり…
2017年のソウルスターリングが勝ったときくらいかな、そのときは三連単であまり跳ねなかった記憶が…

全ての馬が2000メートル以下からの距離延長となり、今まで経験してこなかった距離をいきなり走るので、予想がなかなか難しい。今年ももちろん難解。桜花賞組が差のない着差だったため、どれくらい強いのか。また、他からの参戦もどこまでやれるのか。判断が難しそう。

東京芝2400メートルは、スタンド前の直線坂上からスタートし、一周するコース。オークス、ダービー、ジャパンカップと大きなレースが組まれる舞台で、総合力の問われるコース。長距離の適性はもちろんだが、場合によっては瞬発力、持久力、運も持ち合わせていないといけない。

展開予想

逃げたいのはパーソナルハイかラブパイローあたり、ただ内枠にウォーターナビレラが入ったので、スタートがよほど遅くない限りこちらが行く可能性もある。続いて、スタニングローズ、アートハウス、サウンドビバーチェ、ホウオウバニラ、この辺が続きそう。エリカヴィータやニシノラブウィンクなんかも前目につける可能性がありそう。
やはりほとんどの馬が距離延長なのでペースは遅くなりづらい印象で、だいたい1000メートル1分前後のミドルペース。距離も長いので、基本的には前の馬よりは中団より後ろから末脚を伸ばせるような馬が良い。
想定で、1000メートル通過が59.5〜1.01.0として、決着タイムも例年と同じか少し遅いくらいとみて2.24.0〜2.25.0くらいとみて予想を立てたい。

予想

◎サークルオブライフ

今年の3歳牝馬路線はノーザン・社台系の馬が人気を裏切るような戦いが多く、イマイチの成績。それもあって今回のオークスは乗り替わりが多い。桜花賞馬の乗り替わりなんて、なかなか珍しいのでは…
さて、そんな中で非ノーザン・社台のサークルオブライフを本命とする。前走の桜花賞で18頭立ての16番枠から外を回り小差の4着、さらに上がり最速とオークスでの期待が高まる一戦だった。当時はチューリップ賞から2回続けての阪神輸送だったこともあり、状態面でかなり疑っており『消し』としていたのだが結果的にこの馬の強いところを見れたレースだった。
東京に変わるのは間違いなく良いし、距離も血統的にこなしていい。中間も攻めが豊富なうえに馬体重も減っていない。ここ最近の重賞で1番人気が負け続けているので、そろそろ勝ってもいいかも。

○スタニングローズ

対抗以下はすごく迷った。
対抗の理由としては、6月のデビュー以降、牡馬混合の重賞でも成績を残せているし、レース数は使っているものの、馬体がピカピカなので。陣営がこの馬の適性を掴みきれていないところがあるということだが、馬体を見る限りでは1600〜2000以内くらいが良さそうな馬体をしてる。しかし、多少首も長めなので今の時期ならこなせて良い。
鞍上のダミアンレーン騎手も今回の短期騎乗ではあまり成績を残せていないので、この辺で一発欲しいかも。

▲プレサージュリフト

こちらはノーザンファーム産、サンダーレーシング所有のプレサージュリフト。
前走は初めての関西輸送で、パドックでもカリカリしていた。スタートでも遅れてしまい、1番後ろからの競馬だったので、その時点でアウト。最後は上がりタイム2位の33.5秒で上がってきただけに、末脚は堅実。東京にかわるのは間違いなく良いし、前走ひと叩きしてここが本番か。
出遅れがあるタイプなので、かなり信用しづらいが、ちゃんと出れば戦える。距離も母系は短めのところになるが、父ハービンジャーで、きょうだいよりは融通がききそう。

△アートハウス、ナミュール、エリカヴィータ、スターズオンアース

アートハウスはよくオークスに間に合ったと思う。前走の勝ち方が派手だったので人気になっているものの、初めての輸送で400メートルの距離延長と、課題はのこる。秋華賞では大本命にしたいが、相手関係もわからないので一応△としておく。

ナミュールは桜花賞で対抗にしていて、勝ちまであるかとみていたが、蓋を開けると、外枠と状態面の影響で結果は10着だった。上がりタイムも33.7秒とメンバー中3位以内にも入れない、この馬とは珍しい結果だった。馬体も減っていたし、間隔が詰まっていたことが原因なのかな。
今回は馬体を見るとピカピカだし、調子も良さそう。馬体的には1600がベスト感があるものの、血統的にはこなしていい。

エリカヴィータは前走のフローラステークスを5番人気で勝利。前残りの競馬だったため、評価がしづらいのだが、新馬戦で見せた強さが本物だと証明した。一週前の馬体がかなり細く見えたし、調教後の馬体重も減っていたので今回どこまでやれるか。

スターズオンアース、前走桜花賞では直線内を突いて、馬体をぶつかられながらもしっかり伸びて勝利した。差のない競馬と馬場、タイム的にレースレベルに疑問がつくものの、勝負根性を見せてくれた。東京に戻るのは間違いなくいいし、距離も問題なさそうに見えるのだが、陣営が言うように、あくまでも目標は桜花賞だった。1600メートルを続けて使ったことで、馬が対応できるのか微妙。また、前走の調教が抜群だったので、今回がやや抑えたように映ってしまったので、そこがどう影響するのか。

☆ルージュエヴァイユ、パーソナルハイ、ニシノラブウインク

ルージュエヴァイユはフローラステークスで唯一追い込んで掲示板確保してきたように、東京の長い距離でいいところがある。格上挑戦になるのでそこがどうなるか。

パーソナルハイはメンバー中で1番レース数を使っているのだが、調子落ちが無さそう。東京は合うし、展開も向く可能性があるので怖い一頭。

ニシノラブウインク、こちらはかなり旨味がありそう。○・▲に入れようかとも思ったくらい。距離が伸びて良いと思っており、前走でようやく延長して見事2着。先行してしぶとい脚を使えるような器用さがあると思うので、近年のオークス穴馬の特徴に該当する。一発あって驚けない。

買い目

馬連・ワイド 6-2,4,13,16,17(相手△以外)
三連複 6-2,4,13,16,17-2,3,4,8,9,13,16,17,18

よろしくお願いしますm(__)m