これから教材を学び副業に挑む40代のあなたへ
ここでは、これからネットを使った副業を考えているあなたに、途中で挫折しないよう、重要な5つのポイントをお伝えします。
特に、あなたが40代で、何かの教材を手にした。あるいは購入しようと考えているあなたに、読んでいただきたい内容です。
20年近く会社勤めをしている方の多くが、陥りやすいことばかりですので、ぜひ参考にしてください。
比較すべきは昨日の自分自身。
まず、多くの方が誤解するところがここ。
「あの人はどこまで進んでいるんだろうか?」と、比較対象を周りの人にしてしまうところです。
確かに教材の販売ページには、成功事例として「●●歳の会社員ですが開始2週間で初報酬をGETしました」といった例が多く並んでいるものですので、焦りを感じてしまうことはわかります。
また、コミュニティ参加型のゼミなどでは、積極的に声を上げる方がいると、どうしてもその人を意識してしまうでしょう。
但し、周りと比較したところで何にもなりません。比べるのは、常に昨日のあなたにして下さい。
なぜなら、取り組むことは同じでも、環境が同じという人はまずいないからです。
一日に取り組める時間が多い人少ない人、職業柄もともとその道に精通している人とそうでない人、家族の協力が得られる人と得られない人…と上げたらきりがありません。
そんな外的要素と比較するのではなく、確実に比較できるのは、昨日の自分です。
例えばブログ開設の場合
”昨日はドメインについて理解した。今日はサーバーについて知識が付いた。だから明日は両方契約しよう”
これでいいんです。
ドメインとサーバーを契約出来た時点で、3日前のあなたとはスキルがまるで違うのですからね。
成功するためには、このように一歩ずつ前に進んでいくことが大切です。
他者と自分を比較して焦り、落ち込む必要などありません。
何をどれだけの期間やればいくらになるか?と考えない。
特に、ブログアフィリエイトやアドセンスブログに取り組むときに、陥りやすい思考がこちら。
このような発想をお持ちで取り組みはじめると、高確率で頓挫する結果を招くので要注意です。
アルバイトなら時給で、会社員であれば月給で、出勤日と出勤時間換算、つまり何をどれくらいやれば、いくらになるかがわかるので、そういう発想を持ってしまうのは理解できます。
只、そもそもネットビジネスは、そういう概念で図ることが出来ないものだと、はじめから理解して取り組む必要があるのです。
例えばライターとして、
"1文字0.2円、1000文字で●●のテーマに関する記事を■記事書いて下さい"
という仕事を請け負えば、そのような発想でも構いません。
しかしそうではな無い場合、歩合で報酬が発生することはまずありませんので、ここはしっかりと理解しておく必要があります。
教材販売者からの告知で、あくまでも目安として
"●記事で■ヵ月続ければ稼げますよ"
というPRをされることもあるでしょう。
但しこれは多くの場合、このような目安がないと、一歩前に出られない人が多いため、苦肉の策として表現していることがほとんどです。
したがいまして、このようなアナウンスは、ある意味「気休め」として受け止めるようにし、決して真に受けないようにしてください。
検索力を身につけよう。
あなたが会社にお勤めなら、これまで新人の子に教育することもあったと思います。
そんな時、相手に「このくらいわかるだろう?」と思ったことがわかってもらえず、対応に往生したことがあるのでないでしょうか?
同期の人間でも、A君は1言えば5わかってくれるのに、B君は10言っても3しかわかってもらえない。なんてこともよくある話です。
このように、初心者と言っても、人により差があるのが当然のこと。
ですからネット副業に関する教材は、たとえ「初心者向け」と記載されていたとしても、それだけで誰もが100%内容を理解できるとは限らないのです。
例えば、あなたが手にしたブログアフィリエイトのノウハウ教材で、こんな説明があったとします。
「●●が正常に反映しているのかを確認するには、ページのソースをご覧ください。」
この教材の販売ページには、当然「初心者でも大丈夫」という文言があり、それを頼りにあなたは購入しました。
しかし、あなたはこの「ソース」という言葉の意味がわからなかった。
でも「ソース」という言葉の意味がわかる人にとっては、ソースの解説など不要です。
そして販売者からすると、仮にこのソースの解説を入れた場合、下手をすれば「教材のページ稼ぎ」と揶揄されてしまうこともある。
したがって販売者は、どこかで初心者の知識を線引きし、落としどころをみつけるしかないのです。
ではこんな時、あなたはどうするべきなのか?
・「初心者でも大丈夫」って書いてあったのに…と塞ぎ込むか?
・「ソースとは何ですか?初心者にもわかるように説明してください」と販売者へ連絡するか?
・「ブログ ソースとは?」と検索するか?
答えはおわかりですね?
そう、検索で解決を試みるのです。
あなたの目的は稼ぐこと。
つまり、マニュアルを自分のレベルに合わせることではなく、この課題を一時も早く解決することです。
塞ぎ込んでいる場合ではありません。すぐにGoogleで検索しましょう。
するとこんな感じで、すぐに解決できます。
現在、Googleの検索機能を使うことにより、ネットビジネスに関わるわからない用語や操作方法、そしてトラブルシューティングは90%以上解決できます。
また、最初は検索するキーワードも要領を得ないものですが、繰り返すうちにスピードもアップしていくものです。
聞くよりも、まずは調べることを意識しましょう。
質問力をアップしよう
前述しましたとおり、「ブログ ソース」というようなWEB用語や、ブログの開設手順などのいわゆる「how-to」情報は、聞くよりも検索した方が早いです。
なぜなら、これらは答えが万人に共通するもの。
だから、特に基本的な情報はネット上を探せば、すぐに答えが見つかるでしょう。
しかし、そうではないもの、WEB上には答えが見つからないという情報も、確かに存在します。
代表的なものは、教材のノウハウに関する部分ですね。
・教材で説明されているとおりにリサーチしているはずなのに、仕入れ商品が見つからない。
・動画で解説されているとおりツイートしているのに、フォロワーが増えない
・マニュアルのとおりに設定しているのに、思ったとおりにツールが動作しない。
などなど。
このように、教材(マニュアル)沿って実践しているにも関わらず、期待している結果が出ない場合は、検索するよりも販売元へ質問(サポート依頼)してみましょう。
個別サポートを行っていないと謳う教材もありますが、現在販売されている教材の多くが、特典として「●か月間メールサポート」というようなサービスがついていると思います。
但し、このサポートを依頼するときは、質問内容に注意しましょう。
具体的には下記3つのポイントを押さえ、先方に伝えることです。
必ず実践してから相談する。
状況や困っている内容を、出来る限り詳細に伝える。
ツール系の場合はPC環境、レンタルサーバー名(プラン含む)を伝える。
まず1について。
まずは実践してから、これは鉄則です。
ボクもノウハウ提供者側として、マニュアルを読んだだけで「ここをやる意味がわからないのですが…」といった趣旨の問い合わせを受けることがあります。
結論を言えば、やる意味がないことはマニュアルに記載していません。
これは、よほど粗悪な教材でない限り(今はほぼ見かけません)、同じことが言えます。
実践することにより、後々意味がわかることも往々にありますので、まずは実践してから、それでも不明な点がある場合に質問しましょう。
次に2について。
先方は、PCを覗いている訳ではありませんので、あなたが購入者さまであるという情報以外、状況を全く知りません。
したがいまして、何をどう困っているのか?知る由(よし)がないのです。
ですから、例えば転売で仕入れリサーチを行っている場合は、
「●●さんをベンチマークし、■■と★★というアイテムを限定しました。これを日中手隙の時間に合計2時間ほど、夜間は午後8時~11時までの3時間ほど、ヤフオクとメルカリを見て回り、※※と※※を見つけましたが、こちらは仕入れ対象として見て良いでしょうか?」
こんな具合の質問が理想ですね。
逆に最悪なのは、このようなものです。
「マニュアル通りにリサーチしているのですが、仕入れ対象品が見つかりません。もっと効率の良い方法はありませんか?」
ノウハウ提供者としては、最善の方法をマニュアル化してお伝えしているはずです。(これもよほど粗悪な教材で無いことが前提です)
それを、どの程度実践しているのか?も伝えず、更におかわりを求める姿勢では、提供者側もまともに取り合う気が失せてしまうかもしれません。
繰り返しますが、あなたの目的は稼ぐことです。
必要以上にへりくだる必要はありませんが、問題を1秒でも早く解決するに、出来る限りの情報を添え、相談することが最善の策でしょう。
そして3についても同様です。
ツール(アプリ)に関しては、PCやサーバー環境により、エラーが出ます。
具体的には、Windows10までは対応していたアプリでも、11では動作しない。
あるいは、エックスサーバーのスタンダードプランでは動作していたものが、ロリポップのエコノミープランでは動作しない。
といった具合です。
これもボクの経験ですが、mixhostサーバーの利用を前提にご提供したツールを、エックスサーバーで利用され、且つその旨をご連絡いただいていなかったため、トラブルシューティングに時間が掛かったことがあります。
このような事態を避けるためにも、状況と環境は必ず先方に伝えるようにしてください。
失敗は無いことを知ろう
最後にこのテーマ。
ネットビジネスとひとことで言っても、実際には様々なビジネスモデル(ジャンル)があります。
転売・PPCアフィリエイト・ブログアフィリエイト(ASP)・ブログアドセンス・ユーチューブアドセンス・ツイッターアフィリエイト…etc
また、それぞれを細分化すれば、更に枝葉がわかれます。
しかし、そんな多岐に渡り存在する、ネットビジネスのジャンルでも、1つだけ共通することがあるんです。
それは「失敗という概念がない」というところ。
こう書くと「大げさだろう、そんなことはあり得ない」と、あなたに思われるかもしれませんので、もう少し穏やかに表現しましょう。
「ネットビジネスには致命的な失敗はない。」
これならあなたにも、納得していただけるのではないでしょうか?
というのも、ネットビジネスに参加する方の多くが、期待通りの結果が出ないことを「失敗」と表現する傾向にあります。
例えば転売の場合なら、仕入れた商品が期待した金額で売れなかったり。
ブログなら、渾身の力を注いで書いた記事なのに、まったくアクセスが来なかったり。
ユーチューブなら、必死に動画編集を覚えたのに、再生数が全然伸びなかったり。
このような経験をすると「失敗だった」と嘆き、諦めてしまう方が多いんです。
でも、傍から見れば、これらは全然失敗ではありませんよね?
だってこれらの経験は、全部次に活かせる事例ばかりですもの。
なぜ赤字になったのか?
なぜアクセスが呼べなかったのか?
なぜ再生数が伸びなかったのか?
自分自身の経験ですから、ウソ偽りは一切ない一次情報です。
なら、次こそは期待通りの結果になるよう、これらの要因を必死になって検証するでしょ?
実践はこれの繰り返しです。
また、ネットビジネスって、本当に初期投資がほとんど掛からないじゃないですか。
ランニングコストだって、ブログならサーバー代とドメイン含め、年間7000円くらいだし、メルマガやっても月5000円程度。
オフラインで、しかも従業員を雇って展開するビジネスと比較すると、信じられないほどの低コストで開始&継続できます。
これなら、致命的な失敗などあり得ませんよね?
そう、ネットビジネスなら、いくら失敗と思える事態を招いても、命までは取られません。
思い通りの結果にならなくても、それを糧として、前に進んでいきましょう。
まとめ
この記事では、ネットビジネスに取り組む際、あなたに覚えておいていただきたい、下記5点についてお話ししました。
比較すべきは昨日の自分自身。
何をどれだけの期間やればいくらになるか?と考えない。
検索力を身につけよう。
質問力をアップしよう
失敗は無いことを知ろう
この記事が、1年後のあなたの生活に、少しでもお役に立てたら幸いです。