1/19~1/25 日記
1/19(木)
1/20(金)
お母さん、わたし、この町で友人ができるかもしれません。もしかすると、もう友人なのでしょうか。いくつになっても、仲間外れはさびしくて、仲間入りはうれしいものなのですね。
1/21(土)
電車にて。快速電車の停車駅でたくさんの人が降りていく。隣に座っていた人も本を閉じて降りていった。はじっこが空いたのでひとつずれる。すると向かいのマダムもすっと隣へ。立ち上がり、わたしが右足を、マダムが左足を、横に出してそっと座るまでの、その一連の動きが見事にシンクロ。目は合わなかった。
1/22(日)
なんにもうまくできなくて、涙が出てしまう。布団をぎゅっと抱きしめる。今日は眠るのもへたくそだ。だれも気にしてないのにね。
1/23(月)
「難しいですね」と笑いあう。初めて会った人とペアを組んで、交互に同じことをする。学生のときってたしかこんな感じだったよなあ。「一緒にやりましょう」と声をかけられる人は、どんな時代でも素敵だ。「ありがとうございます、楽しかったです」そんなのこちらの台詞なのに! 笑顔の素敵なおねえさんだった。
1/24(火)
びゅーびゅーと凍てつくような冷たい風が吹いている。どうやら10年に1度の寒波らしい。風が吹くたび、外でバタンと大きな音がする。しかもある一定の間隔で。就寝前の騒音が大の苦手なわたしは、案の定あまり眠れない。どこの家の一体何なのだろう。考えれば考えるほど眠れなくなっていく。ああ、どこかに固定しておいて。
1/25(水)
朝、玄関の鍵を閉めようとしてふと目に留まった、大きな2枚の板。ひとつはうまくハマっているのか動かない。もうひとつは触れるとゆらゆらとさまよい、ガスメーターにぶつかってがん、がんと音を立てた。ああ、これだったのか。昨夜の騒音はわたしです。ご近所の皆さま、すみません。