手帳会議2023②
日記を書く
私にとって手帳というものはスケジューラーで、未来の予定を書き込むものであり、あくまで未来志向なものです。
でも日記は過去に目を向けるもの。
自分の思考を深め、表現することに常に悩まされている私。
普段から日常感じた思いをもう一段深めて考える練習をした方がいいのではないかと思い、日記をつけることにしました。
でも毎日書くのは絶対ムリだから(ムリは禁物)、1日1ページのような日付はなく、小さめで、好みのシンプルな手帳を探すことにしました。
ログといえばほぼ日手帳。
過去に何回か使ったことがあります。オリジナルの大きさとか、カバーが選べるとか、手帳を中心にみんながわいわい盛り上がっているのが一体感を感じて好きです。
day-free は日付を自由に記入できるタイプ。これは毎日書けないことに罪悪感を持つ人間にはちょうどよかろう……!
でも、ほぼ日手帳を使うのをやめたのは、方眼が苦手なことに気づいたからでした。くっきりした方眼は目に圧迫感が……(※あくまで個人的感想です)
それで泣く泣く断念。
文庫本サイズの手帳は他にも、MDノートダイアリーがありました。
かなりシンプルで使いやすそう。
最初にマンスリーページがあって、そのあと横罫のページが続きます(方眼もあり)。1ページが4分割されていて、見開きで8分割と約1週間になります。
これにしようかな……しばし悩む。
悩んだ末。
中身はシンプル。
シンプルで美しいって、最高じゃないか……!
(そしてこんなに美しいのに、驚きの安さ……!)
自分語りが苦手な私は(このnoteもけっこう恥ずかしい)、かなり日記を書くことに抵抗がありました。黒いインクで書くことすら紙面からの圧迫が目と心にきつくて恥ずかしい。だったら茶色でと思ったけれど圧迫感はたいして変わらず。
行きついた先はシルバーのインクでした。
黒インクよりは見づらいですが、実際はそれほどではありません。光が当たるとキラキラ光ってきれいです。
書きたい時は仕切りを無視して書きたいだけ書きます。
早速好きな短歌を書き記してみました。それだけで、また見たくなるノートになったような気がします。この、私だけが見ることのできる著作権の治外法権エリアに、自分の思いや好きな言葉、好きな本や人との会話で出会った言葉を大切に書いていこうと思います。