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To Be、Wanna Beプレッシャーへの処方箋

世はまさに「なりたい者になろう」と啓蒙するワナビー海賊時代。いたるところで、ほんとうにやりたいことを仕事にしようというメッセージが溢れています。
それに伴い拡大する転職市場や増加する新卒3年目の離職率、みながなりたい自分に向かって邁進しているように見えます。
強みを活かそう、スキルをみにつけよう、必要とされる人になるために。。

こんな流れの中で、なんか疲れたと感じている人も多いのではないでしょうか。

そんな中、諦めた先での自分の発見、消去法で生きることをおすすめする一風変わった本を紹介します。
佐藤満春さんの「凡人の戦略」という本です。

やりたくないこと、苦手なことを消していく。好きなことは日常を見つめて知る。

向き、不向き、才能がないという現実を知る。好きだけど自分に向いてないものを仕事にすると辛くなる。

手ごたえを感じたものを大事にする。いろんなことにちゃんと絶望する。目標設定は正しいのか、冷静に判断する。やりたいこと、やるべきことにきちんと時間を使う。

お金に執着する理由を考える。家族のためなのか、何か購入したいのか、豪華な生活をしたいのか。

才能が追いつかないと冷静に言えることが大事で、自分の実力や才能に冷静に向き合う。
自分に合う方法を考える。

何を諦めて諦めた部分をどうやってカバーするか?

あなたなんにでもなれるというメッセージではなく、地に足ついた現実的に取り組めるヒントがたくさん学べます。
佐藤さんはもともとお笑い芸人ですが、放送作家として活躍するようになったエピソードも参考になります。

ただただ煽られている感覚で焦っている方には地に足ついた佐藤さんのアプローチはきっと役に立つと思います。

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