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奈良クラブ【外野の新体制発表】

はじめに

 先日奈良クラブの新体制発表会が行われた。「理念」とか「スローガン」とかいろいろと発表された。現状抱えている問題については、「なんとか乗り越えて欲しいな~」と思いながらも出来る範囲で応援したいと思っている。ここ最近、いろんな発表があった中で自分が感じたことを書いてみる。


「共創」というスローガンについて

 まずこの写真を見て「矢部さんも歳とったなぁ~、もう俺とおんなじエエおっちゃんやん。」というのが第一の感想(笑) 「この時若かった向選手も昨年引退かぁ~」と・・・しみじみ。この時はこの時で新旧入れ替わりの時期で向選手もいろんなプレッシャーがあって大変やったと思う。ほんまにお疲れ様でした。

 これは2016年の画像らしいけど、それだけ月日が流れたということだ。

 これは、わりと最近の写真。この時は奈良クラブにとって試練の1年だった。「舞輝監督、濱田社長、いろいろあったけど、ホンマにお疲れ様やで」って思いながら、この写真を見てたな。(ちなみにたまたまなんだけど、この時、自分、濱田社長の隣におるねん。「あっ! はじめまして! ど~も、ど~も いつもご無礼すんません。」みたいな感じで(笑)) 

 なんだかんだ言って、この時期あたりからいろんなところに首を突っ込み始めて、SNSでも奈良クラブのことを発信し始めたけど、何をどうみても、しょ~もないことしか書いてない😅

 ・・・で、今はこんな感じ。この「共創」の断幕にはサポーターさん皆が一言一言何か書いている。自分も「頑張って下さい!」と書いた(もっと気の利いたことを書きたかったけど、そういう時は何も浮かばない。)。

 そして、いつかはこの断幕も歴史の1ページ。

 奈良クラブは、むちゃくちゃ長い歴史があるというわけでもないけど、奈良クラブもいろんな人の想いでここまで創り上げられてたのは間違いない。この歴史に関わった人が、またここに来ることもあると思うので、この先いつでも誰でも気楽に行ける場所(ホーム)をこれから皆で創られたらいいのになと個人的には思う。

 ただ、自分の場合、はしゃぎすぎてジャマなガヤ系のオッサンになってる可能性があって、それは心配ではあるけれど😥

「新拠点」について

 新体制発表の前に新拠点についての発表があった。

 新拠点については、ここでサッカーをする子たちの「ふるさと」になってくれたらいいなと思う。サッカー少年少女には皆走り回っていた場所が必ずあって、その子達が歳をとってからもその場所があれば心の「ふるさと」になる。
 
 自分もたまに車を運転していて、若い頃に走り回っていたグランドを見るといろいろと思い出す。OB戦があると、年々思ったように動けない自分を再確認させられる。スポーツって人生の中で自分を輝かせて(楽しませて)くれたものでもあるので、その場所がある限り、輝き(楽しみ)を忘れずにいることが出来る。

 新拠点は、奈良クラブを応援する「ホーム」ではなく、奈良でスポーツをする人の「ふるさと」だと自分は思っている。

 そういうものを産学官金連携で作ったことはホントに素晴らしい。

 この「ふるさと」を維持をするには、これから、多くの方の理解と協力が必要だ。「100年構想」という言葉があるけど、それが具体化していけば、奈良にとってこの上ない素晴らしいことだと思う。


フリアン監督の言葉「成長」

 実をいうと、新体制発表会で、自分の心に一番刺さったのは、フリアン監督の言葉だった。いや、同じことばっかり話しているみたいだけど、それでも感銘を受けた自分は3回ぐらいリピートした(笑) 
 しかも最初は、右手を高らかに上げて、「お~~っ✊🔥」って、YouTube見ながら叫んでました(横の妻には呆れられていたけど😅)。

 簡単な言葉しか言ってない「成長」という言葉・・・ただただその言葉を何度も私達に伝えようとしてくれていた。「成長」すれば、いろんな可能性が見えてくると・・・。
 
 簡単な言葉だけど「成長」するって本当に難しいことだと思う。特にサッカーでは難しい。まず大事なことはそういう気持ちを持って1年を過ごしていけるかだと思う。目標に向かう限り、いろんな課題があって、だいたい途中でグチったり、くさったりするのが人間だ。人間はそんな簡単には「成長」できないように出来ている。だからこそ、何か事を起こすには、「自分は成長するんだ!」っていう芯の部分が必要で、強い気持がいる。

 そして昨シーズンは、それを見事に体現してくれていた。試合中にも成長があった。試合ごとにも成長があった。シーズンを通しても成長があった。フリアン監督は、この簡単な言葉でとても難しいことを昨シーズンはやってくれたのだ。傍から見ると、フリアンマジック、何かの手品のように見える戦い方も、謙虚に熱い気持ちで取り組めたからこそ実現したのだ。

 「今年もやってくれるんじゃない?」 「フリアン監督なら、チームをそういう方向に導いてくれるんじゃない?」 フリアン監督の謙虚かつ何度も繰り返される「成長」という言葉を聞いて、気持ちが高まった。

 今の自分以上の自分になることなんてそう簡単なことじゃない。みんな誰もが成長したいと思っていても、それが目に見えるまで、絶え間なく努力をしていかなきゃいけないのは並大抵のことではない。今シーズン、そういう奈良クラブを見ることが出来ればいいなと心より思う。

おわりに

 今季奈良クラブのポスターが出来上がった。昨年から残ってくれた選手が今年どれだけ成長するのか楽しみにしている。強いて言えば山本宗太朗選手については、近年頭角を現しているし、背番号1️⃣0️⃣はチームとしての期待⤴️の表れでもあると思うので、注目している。
 
 また、下の方にスポンサーさんの名前がたくさん出ている。実をいうと、自分の友達や昔から奈良クラブを応援する知り合いの方の会社がチラホラ増えてきた。
 それはとても嬉しいことであったりする。少しずつ輪が広がってきた。
 
 弊社もさりげな~く、奈良では最大手の税理士法人さんと並んでロゴが掲載された。いや、あまり大きな声では言えないが弊社もここで高みを目指して頑張っているのだ。どこまで高みに登れるかは分からないが、フリアン監督の「成長」という言葉を胸に今季も頑張っていきたいと思う。

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