母子共依存 私の場合 その4「母の背景」
こんばんは、自分見つめ隊です。
前回から、カウンセリングを受けたときのことについて触れています。
今回は、カウンセリングを受けた直後のメモを振り返りながら、私が抱えていた母との悩みの「背景」をカウンセラーの先生に分析していただいた内容について書いていきます。
※なお、母や祖母など自分以外の家族のことが多く出てきますが、あくまで私がカウンセリングで話した内容から、先生が推察したものであることをご了承ください。ただし先生曰く、悩みを聞いてそのパターンを探ることにより、コンプレックスや問題点がだいたいわかるといいます。
先生によると、母は承認欲求が強い傾向にあるそうです。今まで承認されてこなかったか、過去に承認欲求が満たされず傷ついているか。よってそれを再体験したくないと感じ、「自分が認められたい」と思っている、と。
また、祖母のことは「母親」とは思えていても、「心底愛情のある母親」とは思えていない。前回の記事でも触れたように、食事を与えるなど物理的に親としての役割は果たせていても、子どもの心を支えることはおそらく十分にされていなかったかもしれない、と。
(心を支える、とは、子どもの顔を見て「何があったの」と声をかけ、できたことは認めるなど共感すること。そうして子は親に自分の居場所を見つける。)
つまり、母は愛情不足の可能性が高いみたいです。承認欲求が強い人には多いパターンだそうで、大人になっても心がさみしいため、それを埋めようとします。例えば、娘を手放さないとか。
私自身が振り返っても、母は強い責任感で私を育ててくれたと思います。でも、それが過保護・溺愛ともいえる状況であったことも否定できないと先生は言います。
母が「自分が娘から必要とされている」と思いたいために、そういう状況を作っている。例えば、彼氏ができるような年齢になったらいろいろと聞いてみたりするとか。
そして、母にとって娘は分身。同性として自分の気持ちをわかってくれる唯一の家族。よって「心配」という名のもとにいろいろと言ってきたり、世話を焼いたり、自己犠牲が働いてしまう。
・・・
先生による分析を聞くうちに、私自身の母との記憶でも「あの時のあれもあてはまるかも」と思えることがたくさん出てきました。
短い時間の聞き取りによる分析ではありましたが、かなり納得できる部分が多く、専門家の先生ってすごいなあ・・・と尊敬します。
少し短めですが、きりがいいので今夜はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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