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昭和女子大学附属昭和小学校に合格する②

 小学受験統一模試は、志望校合格を目指す受験生及びご家族のために、様々な企画・支援をしていきます。今回は【有名小学校合格対策講座】として、昭和女子大学附属昭和小学校に合格するための対策方法を、富士チャイルドアカデミー【副校長 大畠先生】にお伺いしました。

前回の記事はこちら
昭和女子大学附属昭和小学校に合格する①

ペーパーテスト

白丸と黒丸の数を数える(数量)、お手本と同じようにマス目に書かれた印を右のマス目に書いていく(模写)、ヒントを聞いて該当する絵を見つける(言語理解)、間違え探し、話の記憶など。

運動機能テスト

前後左右、上下の指示で行う動作が変わる十字ジャンプ(指示運動)が行われました。教師と各動作の練習をした後に本番が行われ、音声で指示された方向に、お約束通りに跳んで戻るやしゃがむ等を繰り返す。

巧緻性

腰にハチマキを巻いて蝶結びをする。

絵画制作

指示された絵を限られた時間の中で素早く描き上げる。一般Aと一般Bでは描く絵のお題は変わります。
A「お誕生日、クリスマスにもらったもので一番嬉しかったものについて 」
B「お母さんが作る食べ物で何が好きですか。 」
などのお題が出されました。

会話テスト

指示絵画で描いた絵についてや、シチュエーションカードを用いて個別で質問が行われました。「 何の絵を描いたのか 」「なぜそれを描いたのか 」といった質問がされ、自分の考えを正しく伝える力があるか確認されました。

 学校は、トレーニングされた言葉ではなく、子どもの自然な状態での言葉を求めているそうです。そのため問いかけには工夫がなされ一人一人の能力、性格などを細かく見られます。今年度はコロナウイルス感染予防対策の関係で、子どもの安全を第一に考え、これまで考査で行われていた子ども同士で関わったり、相談をするグループ活動は行わず、集団の中での個々を観察する指示行動が行われました。

〇面接

 これまで考査当日に行われていましたが、今年は事前面接に変更となりました。特別入試と一般入試どちらもエントリーする場合でも面接は1回しか行われません。特別入試が親子面接、一般入試は保護者面接が行われます。親子面接では家族でお互いを紹介したり、日ごろの家庭での関りや家族の思い出などの質問がされ、面接を通して日頃の親子の関わりの様子をじっくりと見られます。保護者面接では学校への理解、児童理解、家庭の教育方針、学校の教育活動に賛同・協力について確認されます。面接では、返答内容に対しての発展した質問がされることがありますので、1つ1つしっかり丁寧に答える必要があります。

 昭和小学校は、他の学校より両親の学校への理解、親子の関わりを強く求め、そして学校と家庭とが同じ目標を見据えることを強く望んでいます。第一志望の方は「昭和教育源流考 幼小の巻」をよく読み、また説明会や行事に出来る限り参加し、オンラインで配信される情報にも触れ、昭和小学校を深く知って下さい。

 そしてご両親でよく話し合い、意見をまとめてみましょう。以前行われていた考査当日に行われるアンケートは、今年の入試では行われませんでした。合格を勝ち取るためには、日頃からお子様と過ごす時間を多く作り、昭和小学校を第一志望にし、家族が一丸となって試験に向かうことだと思います。


 富士チャイルドアカデミーの学校別昭和コースでは、最新の入試情報を基に「言語」「表現」「巧緻性」「運動」「リズム」「行動観察」「絵画・制作」「指示理解」「ペーパー」など昭和小学校受験に必要な分野を総合的にかつ実践的に指導し、様々な体験を積み重ねることを大切にしております。また、保護者向けに志願票、アンケート対策をじっくりと時間を掛けて行い、親子活動練習や親子面接対策も授業に取り入れ、しっかりと入試対策致します。保護者の方とも常に話し合い、アドバイスし、一丸となって合格を目指します。

 今年の昭和小学校の学校目標は「こころとからだをつよくします」となっています。 毎日の生活を丁寧に過ごして自分で出来ることを1つでも増やし、遊びを通して体を鍛え、お子様と沢山関わることが昭和小学校合格への鍵となります。

富士チャイルドアカデミー【副校長 大畠先生】


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