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取説 割合・第三用法のクエスト

学習学年

5年生
補足
6年生で「比」の理解が難しい場合、このクエストで「割合」の理解度を確認してみてはいかがでしょうか。

はじめに

 このゲームは、親子で一緒に遊んで、子供にとって良い学習体験になるように作りました。お父さん、お母さんと一緒に学ぶ時間を通じて、お子様の算数への興味や自信を育み、将来の学習における良い原体験となることを願っています。

具体的な活用方法として、
・新しい単元に入る前の導入教材
・単元の理解度の確認
・家庭学習の一環
・日常会話の中に、算数を取り込むきっかけ
にご活用いただけます。

 ご提案としては、教えるというより、一緒に考える、「お父さんorお母さんだったら、こうするor考える」といったスタンスがいいのではと思っています。

クエストの特徴

 小学生が苦手とする「割合」の学習をゲームベースで学べるようにしました。このクエストでは、線分図を使って視覚的に割合を理解することをうながします。
 マザー・ベイブという幼児になってしまったAIキャラクターに、主人公が割合を教えるという、ストーリー設定になっています。主人公は博士たちに割合を教わりながら、答えまでたどり着きます。

学習の流れ

1. 問題設定

書見台の本に問題が書かれています。

2. もとにする量を考える


  • もとにする量は「去年のイモの数」

  • くらべられる量は「今年のイモの数」

3. 線分図を完成させる




  • オレンジのガラスブロック:もとにする量(去年)

  • 金ブロック:くらべられる量(今年)

  • 20%減った状態を視覚的に表現

4. 数式化




  • まず、線分図から直感的に理解しやすい、
    ☐(もとにする量)× 0.8(割合) = 104(くらべられる量)
    の計算式をたてる
    ※「もとにする量=くらべられる量÷割合」この式を覚えられない、忘れる前提で進めています。
    ※ここで、いきなり104 ÷ 0.8=☐ が出せたお子様がいれば、ゲーム展開からは外れますが、正解ですのでゲームクリアとして褒めてあげて下さい。

  • 計算で☐ = 104 ÷ 0.8 、☐=130を導く

5. まとめ

最後に、マザー・ベイブが学んだことをまとめます:

  1. もとにする量の線を引く

  2. 量や割合をヒントに、くらべる量の線を引く

  3. 求めたい量を□で表す

  4. 線分図を見て、「もとにする量×割合=くらべる量」の式を作る

  5. □を計算する

動作環境

  • マインクラフト統合版が必要です

  • ゲーム機(スイッチ、プレステなど)では利用いただけません

クエストの入手方法

マインクラフト統合版のワールドデータを無料配布しています。以下の手順で利用できます:

  1. 総合プロフィールサイト・POTOFUにアクセス

  2. 【クエストのダウンロードはこちら】からダウンロードリンクが表示されます

  3. ダウンロード後、ファイル(〇〇〇〇.mcworld)を開く

  4. マインクラフトが自動で起動して、ワールドを取り込みます。あとはいつも通りに、ワールドを選択してプレイを開始してください。

おわりに

 ご利用される場合、独特の操作感がありますので、親御様で予めゲームを試していただくと、スムーズです。 
 より良いゲーム作成のため、皆様からのフィードバックをぜひお願いします。Goegle Formsにて、たった1問のみ、匿名のアンケートがございますので、よろしければご回答お願いいたします。
 自由回答も可能ですので、
  ・操作性や難易度
  ・バグや不具合
  ・追加して欲しい機能
  ・お子様の反応や理解度 など
 ぜひお聞かせください。
 いただいたフィードバックは、今後に活かしてまいります。


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