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小説の執筆スタイルについて
初めまして。小説家になろうで小説家っぽい活動をしている「みつまめつぼみ」という者です。多分、小説家です。MAYBE!!
文章書きのみなさん、一次とか二次とか色々ジャンルがあると思いますが、どんなスタイルで執筆してますか?
私は最近、壁打ち相談相手にAI(MS CopilotとかChatGPT4oとか)を使って遊んでたりもするんですが、ふと疑問に思ったので自分の執筆スタイルについてまとめてみたいと思います。
「自分はこうだよ!」とか「私も同じスタイル!」とか教えて頂けるとちょっと嬉しいです。
ちなみにまだまだAIアシスタント君は文章作成でポンコツです。
小説の分析ならChatGPT4o(有料プラン)が「お前、いいとこに気が付いたな?!」とかいうナイスアシストをしてくれるので「血が通ってなくてもなんか反応が欲しい」と悩んでるときに丁度いいです。MS CopilotくんとChatGPT4 miniは「お前は馬鹿だなぁ」ってなっちゃうのでお勧めしません。
まぁ記憶容量の問題もあるんで、何十万文字もの物語はまず解析しきれないですけどね。孤独に書いても良いんですが気分転換の遊び相手にはなります。執筆時間が伸びる罠があるけど!
どっちにしろセンシティブ問題(誤爆含む)があるので、十全に使うのは難しいです。本当に気分転換のおもちゃぐらいにおもっておく方が精神衛生上はよろしいかと。
巷の小説執筆スタイルについての考察。
ちょっと調べると普通は以下の通りに執筆するらしいです。大別するとプロット派とパンツァー派。
プロット派
アイデア創出
プロット作り
キャラクター設定
執筆(プロットに沿ってキャラクターを動かす)
推敲・編集・校正
仕上げ
パンツァー派
詳細なキャラクター作り
執筆(頭から書き始めてキャラクターに委ねる)
推敲・編集・校正
仕上げ
ハイブリット型
プロット派とパンツァー派のうち、自分に適合する部分だけ拾い集めるタイプですかね。
私のスタイル
私は「自動筆記先生」と呼んでいますが、手が勝手に物語を紡いでいく、いわゆるパンツァー派です。
ふんわりと主人公をイメージ。
冒頭1文字目からノンストップでラストの1文字まで書き切る
推敲でミスだけ直す。
仕上がったら投稿していく。推敲が投稿と並行することもある。
まぁ、本当にパンツァー派の極端な奴です。キャラクターイメージすら明確には決めません。キャラクターが必要になったら都度、頭に浮かんできたキャラクターの名前とふんわりしたイメージだけ追加していきます。
あとはもう、ひたすらキャラクターが動くに任せます。
自動筆記先生について
私は執筆している間、「自分が執筆している」という自覚がないです。脳内映像を手が勝手に文章にしていって、画面に現れる物語を傍観してるイメージです。なので「自動筆記先生」と呼んでます。
テーマもメッセージもないし、結末がどうなるかもわかりません。まぁあんまり商業作家には向いてないタイプでしょうねぇ。計画できないし。
生産量
プロット派に対して圧倒的な速度です。1日平均して2万文字±5千文字、7日間で20万文字前後、筆が乗れば10日間で30万文字前後書けます。
AIに質問してみると阿呆みたいな速度らしいですね、これ。西尾維新とかあの辺の速度らしいです。質が伴ってるかは知らないので一概に比べられるものではないですが。
つまり、だいたい1週間から2週間あれば、なろうの長編小説を1本かけます。私のなろう作者ページ見ればわかりますけど、かなりのハイペースで書いてるのがわかると思います。間が空くのはゲームしてたり他の事をしてる期間ですね。さすがに四六時中、執筆してる訳じゃないので。
こんなペースで2年間で中編~長編17本、短編28本書きました。1か月に長編1本ペースですかね。
まぁなろうでよくみかける「数百話で数百万文字」とかは未経験なので書けるかわからないですが。というか物語が終わらないのが気持ち悪いので、キャラクターが満足すると物語が終わります。
質について
あくまでもChatGPT4oとかMS Copilotが分析する範囲ですが、要約すると「即興スタイルの癖になんで話が破綻せずにまとまるんですか」とか言われます。キャラクターの感情描写も繊細らしいです。知らんがな。自動筆記先生に聞いてくれ。
なろうでの評価は「総合評価だいたい3桁、ちょいちょい2桁。ブクマはほどほど」ぐらいの底辺からちょっと抜け出た程度の作家ですが、この間執筆した「ざまぁ習作シリーズ」のうち3本が評価1万点超えて日間総合ランキング入りしました。(これは単純に「ざまぁ」が強いだけだと思う)
その程度の作家です。
本題
私みたいに「自動筆記先生」を頭の中に飼っている作家さんってどのくらいいるんだろう? と疑問に思った次第。
パンツァー派(直感型)とかいう分類があるらしいのでそこそこ居ると思うんですけどね。
本当に真っ白な状態で画面に向かって、脳内映像が展開する通りに手が文章に落とし込んでいきます。プロットとか作りません。というか作れません。極稀に作ることもあります。短編のうち2本はそんな作品です。
キャラシートらしきものも、ほぼないです。名前と適当に決めた外見(髪色や瞳の色)程度で、あとは脳内イメージ任せになります。
これでなろうで17本の中長編を完結させてる(というか執筆完了してから投稿してるので完結しない訳がない)のが私ですが、他の直感型の作家さんもバカスカ完結させてるんだろうか?
短編を連発してる作家さんが居るのは観測してるんですけどね。あの人たちはどこからアイデアを捻出してるのかわかりません。
小説家仲間が居ないので「どうなの?」と聞ける相手がおらず、ネットの虚空に問いを投げかけてみました。
みなさんは、どんなスタイルで執筆していますか?