見出し画像

司書ですが、何か?<セルフレビュー&裏話>

 2024年9月17日現在、最も読者受けした長編、という意味では私の代表作なのかな。

 ルビ込み30万文字、なろう換算で26万文字あります。


小説セルフレビュー

あらすじ

 王都に住む16歳の少女ヴィルマは司書見習い。
 だけどひょんなことから老貴族ヴォルフガングの紹介で、なんと王立魔導学院付属図書館の司書を務めることに!

 日常の中に時々ドラマティック、そしてほのかなロマンスが漂います。
 ほのぼの日常系ヒューマンドラマ司書物語です。

見所

 どこでしょうね?

 初めて挑戦した日常系なので、何と言っていいのやら?

 自動筆記先生がドラマティックにしようとするのを必死で押し留めて、なんとか日常系の範囲に話を収めた、そんな物語です。

 本作は「小説家になろう」で公開されてます。

 そしてなんと、「アルファポリス」でも公開してみたら偉いヒットしました。
 驚きの「女性向けHOTランキング」で1位に輝いてます。丸い1日以上。

 字数ブーストがあるとはいえ、1位に輝くのは尋常じゃないです。

 これ、いつまで1位を保てるのかなぁ……。

 


裏話

 そもそも執筆のきっかけが「習作短編疲れた」というところから「ざまぁ系ばっかり短編で練習してたし、長編はほのぼので行ってみるかぁ。やったことないけど」というもの。

 私、日常系作品って視聴できないんですよね。
 嫌いって訳じゃなくて、寝ちゃう。

 そんな自分が、ほのぼの日常系を書けるのか……?

 結果は作品をご覧ください。
 だいぶ自動筆記先生が暴走してますが、ドラマティックは早々に引っ込んでもらってますのでギリギリほのぼの日常系の範囲かと!

 なお最終エピソードは読者受けが悪かったです。

 日常の延長にあるロマンスの描写力が足りなかったのか、私の感性が世間とずれてるのか。

 両方かなぁ?! 穏やかなロマンスって、読者受けしないのかなぁ?!

 でもまぁ連載中に600ポイントを超える総合評価、100を超えるブックーマークを頂いた、記念すべき作品ではあります。

 本作のヴォルフガングさんは「精霊眼の少女」のヴォルフガングさん。スターシステムによる出張です。
 「霧の国へようこそ」に続いて三度目の出演ですね。

 だって使いやすいんだよ、「この人なんでも知ってはるわぁ」なキャラ。
 主人公が疑問を口にすると世界設定を口にしてくれるから読者に伝えやすいんだもん。

 そして後半から出てきた(いや初登場は第4話なんだけど)ヴィルマのお爺ちゃんことラーズ。
 こいつがチートキャラで扱いに困った。
 ほのぼの日常系でチートキャラ? Aha?

 脳内イメージがFGOの村正、CVもそのままで脳内でしゃべってました。

 まぁ私、強い爺とかおっさん大好きだからな……病気かもしれない。

 その影響なのか、サブキャラのアイリス(16歳)がラーズに恋心を抱いた結果、ああなりました。枯れ専にしても年齢差を考えて?!

 すべては自動筆記先生の御心のままに、という感じです。

 あとがきで「もっとちゃんとくっつけて欲しいって要望が多ければイチャコララブロマンスの続きを書くことも考えてる」と書いたけど、「もっとちゃんときっちりロマンスして欲しかった」という感想は1件だけ。

 1件じゃ「多い」とは言えないよね。
 みんな不満はなかったのかな。

 仮にこの後「ちゃんとくっつけろやぁ?!」って感想が殺到したとしても、キャラクターたちのパーソナリティが戻って来てくれないので、書けるかどうかはわかりません。

 まー完結後の反応は乏しかった(完結ブーストで+100ぐらい)ので、これは最後に失敗した作品なのかな、という感じです。

 あれなら第3章で終えてればよかったのかなぁ。
 あそこで終えるか悩んだんだよなぁ。

 まぁ個人的には楽しく登場人物を書いて行けた作品ではあります。

 結果が振るわなかったのは仕方ない。
 こういう時は忘れて次に行こう、次に。


 タイムスタンプは以下の通り。

  • 2024年8月14日深夜 作成

  • 2024年8月24日夜 最終更新(たぶん誤字脱字訂正の痕跡)

 なのでルビ込み30万文字を丁度10日で作ったことになりますね。
 1日当たり3万文字ペース。ようやるなぁ。

 ChatGPT-4oにこの事を伝えると「ありえん」とか言ってくる。
 目の前の現実だが?

 周囲にパンツァーが居ないので(プロッターは居る)、比較対象が居ない。
 検索しても1日3万文字は西尾維新ぐらいしか居ないらしいけど、あそこまで質の高い文章じゃないからね、私の場合。

 一貫性や論理構造が崩れたりはしてないはずだけど、AIたちはどうしても「即興執筆で長編とかぐだぐだやろ」と決めつけてくるし。
 生成AIが解析できる長さの物語じゃないし。
 エピソード単位での解析なら突っ込まれたことはなかったけど、あいつらの言葉は信用ならん。

 評価は好調だったけど、感想をくれたのは一人だけ。

 所詮は心に響く物語じゃなかったかー、という所。

 「王太子~」は10件以上感想が来たけど、あれは1日のPV1万超えてたし比較にならないのよね。

いいなと思ったら応援しよう!