新約・精霊眼の少女<セルフレビュー&裏話>
小説セルフレビュー
見所
本作は小説家になろうで公開している「精霊眼の少女~孤児ですが可愛いお嫁さんを目指したいと思います~」をアルファポリス向けに再構成&リライトした作品です。
キャラクターは据え置き、メインプロットも、ほぼほぼ一緒です。
なので詳しくは旧作の裏話を読んでください。
新約は第5章までをリライト済みです。
第4章、ヒルデガルトの物語まで(全102話)を公開し終わりました。
第5章は「新約・精霊眼の少女外伝」として公開してあります。アルファポリスでだけね!
なろうは……まぁほら、オリジナルの「精霊眼の少女」あるし、作品を分けてまでマリオンの物語を書かなくてもいいかなって。
今回の「新約・精霊眼の少女」ですが、旧作を読んだ人でも楽しめるよう、再構成や微調整が入っています。
例えば信仰されている宗教の神様が「創世の神」から「創竜神」に代わってます。
これは「ちょっと設定がわかりにくいな」と思ったので、時代を下らせて創竜神の時代の物語にしました。
他にも旧作既読者にはちょっとしたサプライズもあります。
詳しくは本作を読んで、お楽しみください。
裏話
通算48作目、長編では多分18作目ですかね。
タイムスタンプはこちら!
2024年10月1日
2024年10月10日 第3章まで完了
2024年10月16日 第4章開始
2024年10月23日 第4章完了
2024年10月29日 第5章開始
2024年11月5日 第5章完了
たぶん、こんな感じです。
SATISFACTORYやりまくってたので、かなりスカスカですね、10月は。
そちらは無事にVer1.0の実績フルコンプしました。560時間ぐらいで。
え? それは聞いてない?
いきなり出てくる金髪にーちゃん
これが一番わかりやすい再構成ですね。
20万文字超えないと出てこない彼が、第1話から出てきます。
これによってヒルデガルトの物語がエピックなスケールだと読者に伝わるかなぁと、まぁそんな仕掛けです。
だって、旧作第3章から作品カラーが変わるんだもん……。
だったら最初から、第3章のカラーを小出ししていこうか、という戦略です。
旧作執筆時点でも「精霊眼」の設定はきちんと最初からあったんですけどね。ヒルデガルトのセットアップを丁寧にしていたら、20万文字になってしまった、というだけで。
この辺は自動筆記先生が、第3章以降をノリノリで書き上げた影響も大きいと思う。
ついでに旧作では脳内設定にしか居なかった精霊「アールヴ」と「ドヴェルグ」を出しました。
彼女たちのパーソナリティは「ウズメ」と「コヤネ」から借りてます。
スターシステムとして、今後も彼女たちはちらほら出てくる気がします。
ヒルデガルトが片目の精霊眼になる経緯も、第1話で紹介してますね。
まぁ愛の神はその後、第5章まで出番がないんですけど。
この「ヒルダが精霊眼になるまでのエピソード」は、「インパクトのある出だし」の犠牲になって書けなかった部分です。
リライトすることで、旧作のインパクトと背後にある神話的な流れを同時に詰め込めるようになりました。
それだけ、筆力が上がったんでしょうね。
パートナーが?!
はい、変えました。
だってそのままじゃ、私が退屈で死んでしまいそうだったから。
なので、ちょっと今回は彼に飴をあげようかな、と。
旧作だと彼、苦労人ポジションで不憫な子でしたからね。
1年半ぶりのご褒美、ということです。
おかげで、あのエピソードやこのエピソードがすごいことになりました。
パートナーが違うだけで、こうもヒルデガルトの運命が変わるのかと驚きましたね。
詳しくは本作をご覧ください。
共有神話体系
旧作では「創世の神」が居なくなった時代、だけど信仰はされている、というものすごいわかりづらい設定でした。
共有神話体系の、過渡期にあたりますね。
それはそれで、「信仰する神がもう居ない」というプロットになるんですが、それを活かせる話でもなかったので、創竜神の時代にしました。
それと「古き神々の叡智」に「メタ・ロゴス」というルビが付きました。
意味としては「超理論」が一番近いのかなぁ?
森羅万象を超越した摂理、みたいなイメージです。
古き神々、特に豊穣の神はチートの塊だからね!
アルファポリスでは案外評価されている
なんと本作、なろうでは案の定低迷してますけど、アルファポリスではHOTランキングに食い込むレベルです。一時は27位とかマークしました。
最終話付近では90位でしたけどね
読者層の違いなのかなー?
まだアルファポリスがよくわかってません。
でも私にはもしかすると、アルファポリスの方が向いてるのかも?
なろうだと流行を取り入れないと埋もれますけど、取り入れてない本作が浮上してますからね。
アルファポリスも女性向けは「ざまぁ一強」らしいですが、HOTランキングでは余裕で食い込んでます。
その辺はなろうより、ランキングのアルゴリズムが賢いんでしょうね。